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夜中のサカナノコ

1年経ってやっと見ることが出来た映画『サカナノコ』。アマゾンPrimeで。尋常じゃない『魚』好きを大人になってもずうっと貫くファンタジーック的リアル青春記、ホロリとしたり笑ったり考えさせられたり、コミック感とスピード感を演じるキャストが一様に可…

人生の岐路

というほどのものでもないが、あの時に最悪の結果だったなら、今とは違う人間観を持つようになっていたと思うなあ。 ●鉄橋を友だち3人と自転車で初めて渡っていたら、後ろから汽笛を鳴らして蒸気機関車が迫ってきた。映画『スタンドバイミー』は他人事じゃ…

AIが作った70代男性

日本人の70歳くらいの男性で、髭はなくて白髪で眼鏡をかけているイラストを作成してください、と話題のPCアプリでチャットするとランキング上位の候補者がでた。吉川晃司、岩城滉一、館ひろし、高田純次、北大路欣也、を参考にしたイラストが画像。なんだか…

長期の「作ってみる」

恐る恐る容器の蓋にした新聞紙を取り、重石を除け、大根葉を持ち上げたら、出来ていた!指南書にあったようにぐんにゃりしつつ適度に弾む乳酸菌で黄色くなった大根、もとえタクワン。味は極めて素朴、昔こんなのを齧っていたなあ。茶漬けに最適。 長ネギ採っ…

トマトの香り

雪が降ってきて片付けたミニトマト。たくさんの青い実が残り、窓際に置いておいたら赤くなってきた。パスタに使ったり、バタートーストの脇に飾って食べている。 トマトの匂いは、小学生の夏休みに、友だちと作った自転車で遠くに行った記憶。どこまでも続く…

ポツンを暴く浅ましさ

前まで、TV『ポツンと一軒家』を興味深く見ていた。山奥でたった一人、自然に感謝して静かに欲張らず暮らす姿に神々しいものを感じたりした。だが、暮らしという個人情報の中心にズカズカ入り込む無遠慮さに辟易しだした。過疎化地域版の『家ついていって良…

食いしん坊、ヘンサイ

少し前まで、波風氏はとにかく食べていた。「癒やし系」ならぬ「いやしい系」(漢字で書くと、卑しい、賤しい、とあまりに悲しいので平仮名で)。美味しいと思うものをのべつ幕なしで沢山食べたい人、食いしん坊バンザイ人間だった。イメージは、ガツガツと…

記事の移動

昨日、このブログに年賀欠礼のことを書きましたが、表ブログの題材にふさわしいので移動しました。

夜の脳トレ

波風氏にはまったく興味のない『数独』。何年も前からママヨさんが寝る前に真剣な顔してやっている。何が面白いのかわからない。昨年99歳で亡くなられたお母さんも寝る前にやっていた。お姉さんも弟さんたちもやっているという。 トイレに起きてきたらやって…

あきらめのつく注射

7回目のコロナワクチンうってくる。最初の数回は悪寒がして寝込んだり筋肉痛で苦しみ「あー、やだやだ」と喚いていたが、耐性ができたのかワクチンの種類が変わったせいなのかここ2回は普通の注射なみになっていた。「今回は行かなくても良いのではないです…

汲む の後半

(表ブログの画像の詩から続く) 大人になってもどぎまぎしたっていいんだな ぎこちない挨拶 醜く赤くなる 失語症 なめらかでないしぐさ 子供の悪態にさえ傷ついてしまう 頼りない生牡蠣のような感受性 それらを鍛える必要は少しもなかったのだな 年老いても…

オヤジの時間

俳優・佐藤二郎のラジオ「オヤジの、オヤジによる、オヤジのための時間」。オヤジなゲストと、思い出の曲、オヤジあるある、オヤジ川柳、先週のテーマが「オヤジの野望」。 トイレに起きて寝られらなくなった早朝、ラジオ聞く。動画はやめておく。高橋源一郎…

切れ味

ウドンの薬味に長ネギを小口切りにしたら、上が少し潰れ下が切れていない。菜切り包丁が鈍くなっているからで、刃を爪にあてるとツルツル滑る、この前研いだのは随分前と前だったなあと、牛刀、刺身包丁、麺切り包丁も研ぐ。 硬いものを切ったはずないのに包…

11月11日

縦線というか棒というか、1が4つ並ぶ今日。何の日か?と検索すると54もあると日本記念日協会。ささいなことでも、妙に詳しい研究者がいるように、こんな協会もあるんだね。 波風氏はこの日を「ママヨさんに細かいところまで指示される記念日」としたい。い…

ポケット

町のなかにポケット たくさんある 建物の黒い影 横丁の路地裏 そこへ手を突っ込むと 手にふれてくる なつかしいもの 忘れていたもの 杉山平一詩集『希望』から 波風氏が散歩で見つけた懐かしい風景のことを詩人はこんなふうに書くんだな。立冬の朝、記憶の玉…

路地裏の記憶

裏通りからさらに奥まった、袋小路の旗竿地の家で育った波風氏。ごちゃごちゃと狭苦しい隣近所に同い年の友だちがたくさんいた。そのせいか軒と軒が迫り2人ぐらいがやっと通れるような薄暗い小路に今でも心惹かれる。朽ちていく木造トタンぶきの家並みなら…

赤いズボン

赤いパンツ、と書きたかったがそれでは『開運の下穿き』みたいなので、外履きのズボンに。ママヨさんが「髪白いし恥ずかしさも薄れている年寄りになれたのだから赤いズボンでも履いたら。似合いそうですよ」なんて笑わないで言った。 2人同色の赤いパーカー…

タクワン事始め

この歳になって初めて『たくわん』仕込む。種を蒔いてから2カ月目の快挙(笑)こんなことが現実になる日がくるなんて(涙) ・干した寸足らずの大根 1.6キロ ・干した大根葉(漬物の蓋として) ・米ヌカ 300g ・塩 80g ・昆布細切り、赤唐辛子、果物の皮(…

10月31日

短い秋が終わり、これから長い冬に入る。来週の天気予報に黒い雲と並んで雪だるまマークがついに出た。明日が11月だなんて、早過ぎるだろう。「もう◯曜日だ」は毎朝のあいさ言葉。「もう◯月だ」も多くなった口癖。指差し確認みたく、「庭の雪囲い よし」、「…

W記念日

今年で14年になる10月26日の胃がん退院日。退院の昼、3階の病室から毎日眺めていたうどん屋で、鍋焼きうどんを食べた。それ以来、ウドンを食べながら「今年も何とか生きていた」とママヨさんと話する。 今年の10月26日は「糖尿病脱出日」のオマケもついた。…

大根を干す

畑の大根を乾かし中。裸で干すとカラスに狙われる。前に、この網が破られホッケを盗られた。鹿だって来るかもしれない。ということで、大根を網で囲う。カラスにも風にも雨にも負けず「絶対に食ってやるからね」という決意ある大根干し。大根だけに根性示す…

選ぶ情報

テレビを録画して見るようになり、そのうち「NHK+」を利用するようになり、ラジオはもっぱらNHKラジルラジルで聞いている。余計で雑多な消費的な情報に振り回されるほど、余生が残っていると思えないからだ。ぼーっと見ている(聞いている)情報でも、人間…

素直な夫婦

小学生の頃から通知表にずうっと素直だと書かれていた、とママヨさん。波風氏の言うことに素直に従ってきたけれど、これ以上は無理ですと続いた。互いに笑いながらの会話だから明日どうなる、という話ではないが意図するところは分かる。ここらのことは表ブ…

ムカゴ飯の晩餐

数年ぶりのムカゴ飯。風連の道の駅でムカゴ一袋150円だった。夏に、「何を今一番食べたいですか?」と聞かれた時、鰻でも雲丹でも蟹でもなく、ホクホクしていて素朴な味わいのこれが浮かんだ。10月中旬の今時期だけ道の駅にたまたま出る珍品。1年に1度食べ…

泥棒顔になれません。

「おしゃれな無精髭」で検索したら、似合う人のポイントが出ていた。ママヨさんのお下げ髪の向こうを張っての髭挑戦。 1.顔の凹凸がハッキリしていること。 2.髭が均等に生えること。 3.色黒であること。 4.小顔であること。 全部ハズレている。(笑)ってい…

『茶番劇』の意味

ちゃ・ばん【茶番】①客のために茶を点てて出す役。②茶番狂言または口上狂言の略。③馬鹿らしい、底の見え透いた振る舞い、茶番劇。(広辞苑) 世界的にも例のない芸能界事務所創立者による長期に渡る大規模な性犯罪。断罪されるべき記者会見が『茶番劇』と言…

泥棒に近づく秋

髪を長く伸ばしてお下げ目指すママヨさん。オバさんを既に越えオバーサンのヘアー革命、面白いなあ。 それを横目で見ながら、俺も何かやってみようと髭を伸ばし始めた波風氏。「こんなに無精髭の似合う人も珍しい」と言われたこともあったが、やっているのは…

妙に心に残る

●茶碗を洗うつもりでシンクに置いて水道の蛇口をひねったら、水が茶碗の底のU形カーブに沿って床に落下。ウギャーと大きな声を出したら一言。「そういう声は包丁を落として足に刺さった時に出して下さい。」 ●ご飯を作って貰い「ありがとうございます」とそ…

いちいち適切

扇風機の片付け。暗灰色三枚羽根のザ・レトロな奴。フワフワブラシでホコリ取り、ビニール袋を被せていたら、栗の皮剥いていたママヨさんから一言。 「カバーを外して濡れ雑巾で拭くと良いですよ」と適切な助言。カバーが外せるんだ、なるほどこんなに汚れて…

満月だからお団子買いに

外に出て十五夜満月めでる。遠足には握り飯が必要みたいに、「お団子が無い」と真面目にがっかりしているので、「なら、買いに行こう」と歩いて2分のコンビニに。夜会ならぬ夜買い。 団子がなかったので饅頭、小鳩サブレー製造の研究用に(笑)フクロウサブ…

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