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あきらめのつく注射

7回目のコロナワクチンうってくる。最初の数回は悪寒がして寝込んだり筋肉痛で苦しみ「あー、やだやだ」と喚いていたが、耐性ができたのかワクチンの種類が変わったせいなのかここ2回は普通の注射なみになっていた。「今回は行かなくても良いのではないですか」とママヨさんに言われたが、「自分ができることをした上でコロナに罹ったら諦めもつく」という理由は変わらなかった。半年近くコロナの後遺症で苦しんだママヨさんを見ていたせいだ。

 

インフルエンザのワクチンもうった、しかし、疫病に罹らないわけじゃない。ある日突然に事故や事件、病気で苦しんだ時に、淡々と過ぎていた平凡な暮らしが実は幸福の本体だったと気づくことが老いの分別かもしれない。

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