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ドラマ

夜中のサカナノコ

1年経ってやっと見ることが出来た映画『サカナノコ』。アマゾンPrimeで。尋常じゃない『魚』好きを大人になってもずうっと貫くファンタジーック的リアル青春記、ホロリとしたり笑ったり考えさせられたり、コミック感とスピード感を演じるキャストが一様に可…

汲む の後半

(表ブログの画像の詩から続く) 大人になってもどぎまぎしたっていいんだな ぎこちない挨拶 醜く赤くなる 失語症 なめらかでないしぐさ 子供の悪態にさえ傷ついてしまう 頼りない生牡蠣のような感受性 それらを鍛える必要は少しもなかったのだな 年老いても…

『英画「チップス先生、さようなら」』から

NHKBSの映画『チップス先生、さようなら』(1969年、米英合作のミュージカル映画)、『アラビアのロレンス』の名優ピーター・オトゥ-ル主演。題名だけ知っていて中身まったく知らずにいたので録画しておいて見た。何となく想像していたのと違った。見て良か…

今日の勝負

ママヨ富士と波風の対戦。浴びせ倒しを狙う波風に対してウッチヤリでママヨ富士の勝ち。ずうっと我慢のママヨ富士が足腰弱いくせに勝負急ぐ波風を土俵際で圧倒した。こんなのを書いて自分で笑う。 TVで照ノ富士の相撲息止めて見ていて、勝負ついた時に大きく…

人権感覚

ドラマ嫌いの波風氏だが、先週終了した『しずかちゃんとパパ』は見応えがあった。「こういう人はきっとこういうふうに物ごとを考えるはずだ」みたく、人を勝手に判断すると大きな間違いを犯すと思った。聾唖者の父(亡くなった母も聾唖者)と健常者の一人娘…

反省なき謝罪

謝られた時、注意して言葉を聞かなければ。「米野菜(こめやさい)」と言っているかもしれない(笑)。うなだれ顔を見られないようにして、お悔やみ申し上げますみたく小さな声でもじょもじょ言われた場合は気をつけなくては。 口をもぐもぐさせながらの、「ご…

時代劇が好き

『雲霧仁左衛門』が先週で終わり、『小吉の女房』が残り1回。毎日楽しみだった『誰かに話したくなる山本周五郎』も新作はいつになるやら。 今週土曜から池波正太郎原作の『武士とその妻』が始まり一息つける。波風夫妻自身、こんなに時代劇が好きだったと思…

映画『老後の資金がありません』観てくる

www.youtube.com 夫の会社倒産、妻のパートリストラ、親の葬式や介護、子どもの結婚、お金の悩みがこれでもかこれでもか。達者な役者さんのコメディに笑いながら、つどつどで出される支出額と貯金残額が、アンコに塩少々の感じでリアル味も忘れさせない。久…

目が覚めて映画

映画『アイネクライネナハトムジーク』観る。タイトルは、モーツァルトの楽曲名だが、「アイネ(ある)クライネ(小さな)ナハト(夜の)ムジーク(曲)」という意味だと知った。まだ暗いのに起きてしまい何となく見始めしっかりと覚醒。ある小さな早朝ので…

あのときキスしておけば

荒唐無稽につき、毎回笑いながら見た全8回TVドラマ。前から気にいってる俳優たちが夢物語を楽しく見させてくれた。この頃のドラマは韓国のに随分似ている、終わり方もちょつとサービスし過ぎ、とママヨさん。 波風家が注目したのは、主人公のももち(松坂桃…

珈琲を飲みながら

昨日で終わった全8回TVドラマ『珈琲いかがでしよう』。珍しく『その名はジルバ』に続いて全部見てしまった。ふたつとも、泥水の中でもがきながら息継ぎするように明日を信じる庶民たちがいた。「少し安っぽいけど、なんか面白いなあ」と感じさせる一瞬一瞬…

カラスの激励

吹雪明けの朝、水分たっぷり含んだ低気圧特有の重たい雪が玄関前アプローチを埋め尽くしていた。こっ、これは・・・予想してたより多くて重そうだな。 朝の珈琲を決意を込めて飲んだ後、無言でアノラックをさっとはおり、まずアルミスコップで除雪作業用の道…

『詩歌川百景』読む。

2年前終了の吉田秋生作の漫画『海街diary』、そこから派生した話始まる。繋がり忘れ海街最終巻を読み直す。主人公すずの義理の弟和樹が大きくなってからの話だった。舞台が鎌倉から鰍沢温泉に変わった。土地の空気感描くのもやっぱり巧く楽しい。 話の展開、…

かけがいのない人がいること【映画の感想】

アマゾンプライムで観た『幸せの絵の具 愛を描く人』が良かった。描かれている絵も素敵だった。カナダで最も名が知られている実在した画家を演じた役者が美術学校に通い描いたらしい。 映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』予告編 今年観た映…

教えてくれるオジサン

韓国ドラマ『マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん』をAmazonプライムで1週間ぐらいかけて見た。去年の今頃TVで見て2回目だ(去年11/19のブログ参照)。録画再生含めママヨさんは倍の4回目。恋愛ではない多様な『愛』を描いて泣かされる。終わりが近くなった頃…

『鬼滅の刃』は読まない。

読まない、というより読めない気がする。「気がする」というのは、アニメ『鬼滅の刃』を我慢して観ていたが、3話目の途中ぐらいまでが限界だったからだ。絵に馴染めず、ドラマに入れず、惹きつけられるものがない。年端のいかない子どもが入れ込むことはあ…

ドラマ『珈琲屋の人々』

先月から再放送された『珈琲屋の人々』(2014年 全5回)、よかった。登場人物ひとり一人が問題を持ち悩みながら生きている。店主の丁寧に淹れる珈琲が狂言回し、レトロな落ち着いた喫茶店に集まる面々、人生の側面がふっと表現される言葉。「こういうドラマが…

映画『パラサイト』観てくる。

息もつけない疾走感、格差の図式的な可視化が凄まじい。これを面白いと思うかどうかが評価の分かれ目。半地下と対極の上級階層、どちらの登場人物も悪人ではない。家族ぐるみで嘘をつき寄生していく家族は仲が良くたくましい、現代建築の贅を尽くした地上層…

ママヨさん言行録【テーマソング】

TVドラマ『泣くな、はらちゃん』から。 https://youtu.be/aiQUhRcrMxA 時々思い出して最初らへんを口づさむドラマ主題歌。7年前、「こんなに心にぴったりする歌詞に出あったことがない」とママヨさんが言っていた。耳そばだてて聞き納得。 脚本も歌詞も、波…

波風立之介

BSで見ていた『雲霧仁左衛門 3』、地上波でも始まる。時代劇はこれと少し前の『螢草』ぐらいしか思い出せない。そもそもドラマ見ない。ママヨさんご推薦の韓国ドラマは別にして。 この時代劇、筋と役者も良く、影と光、緩急、擬音と主旋律、丁寧な美術。『…

映画『新聞記者』

https://youtu.be/-Gaym9BOrcM ほーっ、日本アカデミー賞3冠受信かあ。予告観てよく作ったなと感じ、1月末に動画配信観て時代に正対するドラマだと思った。 政治と同時に、普遍的な人間の追及は観る側にも鋭い緊張を強いる。「私ならどうする?」を問い続け…

わくわくする

YouTube 「未来少年コナン」以来のワクワク感。正月から深夜のNHKで始まったアニメ「映像研に手を出すな」。話の筋もキャラクターも絵柄もリズム感も、現実世界に足を置きつつ異次元で遊ばせてくれる圧倒的な浮遊感。久しぶりだね、こんなの。作り手が楽…

『カモメ食堂』をやっと観る。

映画 『かもめ食堂』 予告編 自分なりに達成感を得てから見るつもりの映画があった。来月から来春まで、「今年もよくやったね」の満足感で一時休業に入るから、そろそろ今年度分が終わる記念にその映画、『カモメ食堂』観る。 3回目か、4回目だが、前には素…

奥深い、ドラマ『きのう何食べた?』

ドラマ不在の波風家になってしまうはずだった。韓国ドラマ『ただ愛する仲』も、深夜ドラマ『日本ボロ宿紀行』も終わって。つまんねーから、うさ子さんが送ってくれDVD映画(良いことをしたら見られる貴重品扱い)を観てしまうしかないなあと思っていたら、面白…

5度目の『面白い』ドラマ

TVドラマ『パンとスープとネコ日和』。劇的な【こと】はほぼ無く、一日一日の【もの】と【ひと】を淡々と描いている。過不足なく思いやる人間関係が、落ち着いたお洒落なフレームに収まって。映画『カモメ食堂』の空気感が、日本を舞台にしても成り立つ面白さ。…

深夜食堂の主題歌

youtu.be 前回に続き、哀愁に満ちた『深夜食堂』主題歌『思ひで』(鈴木常吉)。『波風食堂』命名に何の影響も無いが今となっては「食堂」とつけたのは当たり、という感じ。TVドラマでも映画でも、冒頭にこの主題歌が流れると堪らなく切ない。ネオンきらびやかな…

サラメシ エンディング曲『ドリーム』

youtu.be 何とも哀愁感いっぱいの『ドリーム』。NHK『サラメシ』(火曜8:15~8:43)は、働く人達の句読点「昼食」に題材をとった好きな番組。ナレータ-中井貴一の上手さもあり見続けている。心に染みるのは、番組最後のコーナーで、いつもあるとは限らない「あ…

4回目の『パンとスープと猫日和』

今日の午後は波風食堂のイベント「ほんのおつきあい」。立男君もママヨさんも紹介する本は未だ決めてない。誰が来るかもわからない。このノンビリ感を面白がる、波風夫妻の秋の日曜日。5年前のドラマ『パンとスープと猫日和』。どこにでもいるような人々の…

♪『残っている』

今日も快晴。こんなふうに雪の多かった冬と雪の無い春は覚えが無い。働いていた時、時間が無い中の「ほっと一息」だった『お笑い』番組。時間が出来たら魔法が解けたように全く笑えなくなった。いくらでもツッコめる政治状況なのにかすりもしないお笑い芸。…

「わたしを捜さないで」予告編

小説は小説、映画は映画。標記「わたしを…」は映画で見たいとは思わない。だが、あの主題をどうやって映像化するのかは興味がある。

http://booklog.jp/users/namikazetateo