ほぼ毎日、何か描いている。花の季節がもう終わってしまうこともあるが、「描きたい」気持ちを止めたくないのだ。1年のうちでたまに、こういう時がある。 桔梗が面白い。長くしなやかに曲がる茎、しっかりした形で柔らかな葉。弱く控えめなのに存在感のある…

DIY 急に思い立ったDIY。今回は木材を使った“プランター作り”。今やプランターはどこでも安く手に入るが、そこは自称“ものづくり職人”。 時々、スイッチが入ってしまうのだ･･･。材料は、安価なSPF材（１×４材）を使い、大きさの違う２種類を。作品のテーマは…

『笑う日』という題で。記事中の「250キロ日帰り往復」は、朝６時半に家を出て、到着地で用事４時間(額装依頼、ズボン購入、クレパス購入)、夕方６時に帰宅。「眠たくなったら交代」で、立男：ママヨ＝３：１の運転。初級老人の割りにスピード出し過ぎだな。…

役割と成長 この地に来て3年目の夏が終わろうとしている。今の仕事に就いて三年目の相方さんを見ていてつくづく思うことは、「立場が人を育てる」ということだ。 ・・・・・・ 最初から自分が望んだような力量の発揮の仕方をすることはきっと無理で、そのと…

朝顔の咲く数が毎日増え、朝から静かに笑う。格納された日傘が「では、そろそろ開かせてもらいます」という感じの蕾が好き。青い花が、赤と白のだんだら模様で、青で開き、終わった昼過ぎに赤に戻る不思議。青には赤い秘密があるのだ。 たのしみは朝おきいで…

花を墨で描いていたら秋刀魚が届いた。昨年も同じ月の同じ日に同じ人からもらい、食べる前に描いている。前のはほとんどをＰＣで作ったから原画らしい原画が無い。今回は少し真剣に描いた。今年一番蒸し暑い夕方だから、絵の出来不できはどうでもよいわけで…

ブログ「波風食堂、準備中です」を更新しました。 この夏、食卓風景も「更新」した。今までは、朝はご飯か粥を茶碗一杯、もしくは食パン一枚に副食と汁もの、昼は軽めに麺類など、夜は「満腹だ、満足だ」の食卓だった。朝は同じだが、昼にカロリーを上げ、夜…

月曜の夕方、百合を描く。頭を下げ雨を避ける姿が何とも健気に見えた。光沢のある花弁が雨をはじき、赤い雌蕊を必死に守っていた。 ・・・ いったん描き始めると時を忘れる。日が落ち、今日はここまで、となる。灯りをつけてわかる夏の暗さ。 ・・・ 青い花…

新聞広告で見た「大特集 先生が忙しすぎる」の「ＡＥＲＡ」(朝日新聞出版)を買いに行く。この手の雑誌は発行数が少ないのか、すぐに売れてしまうものだが残っていた。ほっとした勢いで、「日本の教師に伝えたい事」(大村はま著：ちくま学芸文庫)、「人情小説…

今朝の朝日に「元祖『冷やしラーメン』の３代目」への取材記事。新聞で、「これが本物の冷やしラーメンなのか」と驚く。通販で驚いている場合でない。具だくさんの「山形冷やしらーめん」(税込み810円)。幻のラーメンでなく、「邪道のラーメン」だったことも…

山 長期研修の時に課されたレポートが山のように。締め切りはどんどん迫ってくるのだが、手つかずの課題が山積みに。やらなければならないのはわ かっているのだが、凡師は動かざること山のごとし。そんなこんなで、とうとう締め切り前日に。「時は熟した！ …

話し合いのテーブル 「宿題や家庭学習に取り組めない家庭がある」という学校側の声と、「家で学習させる内容が多すぎる」という家庭側の声。とりわけ、長期休業期間はそうした声がよく聞こえてくる。学校の授業だけで勉強が身に着くわけではないし、一方で…

雨止まず避難勧告が全道で出ている。例年に無く暑い夏は、例年に無く台風が来て雨が降る。昨日のうちに、百合を描いておけばよかった。北海と日ハムなんか見ないで。大きな白い花弁に赤い雌蕊は豪奢で涼し気だ。きっと今日で駄目になるだろう。鉛筆でいいか…

16日の朝は静かだった。前日の雨が上がり、蝉の声は未だ聞こえない。正面の大きな十字架が逆光で黒い影を作り、秋にはたわわに実る栗の樹が頭上で輝いていた。 母の骨を父の眠る土に埋めた。結婚生活５年間の父と母が60年経ってやっと一緒に眠ることができた…

久しぶりに描いた。仕事以外では今年初めてだと思う。庭の桔梗と紫陽花をママヨさんが水彩で始めた。一生懸命だから波風立男氏もやってみた。同じ枝に空色と藤色の花が咲くのが面白い。青い絵付けの花瓶も涼しい。この頃はクレパスばかりだ。発色と重ね塗り…

13日(土)の夜、評論家・加藤周一を取り上げたＴＶ（NHK11時 ETV特集『加藤周一・その青春と戦争）。偶然に見る。五輪で深夜対応生活になり、「そろそろ寝るか」とチャンネルいじっていたらやってた。加藤の「青春ノート」８冊が発見され、詩や評論、翻訳が…

全天球カメラ 凡師家の新アイテム、「全天球カメラ」。全天球カメラとは、３６０度撮影が可能なカメラのこと。１回シャッターをパシャッとすれば、自分の周 囲３６０度が全て記録される。カメラを構えた自分の手まで映ってしまうのは愛嬌。このカメラ、なん…

幸福追求権 先月起きた、あの衝撃的な事件は、個人の人生以上に、「国」とか「社会」とかいうものを優先し始めた、そのひとつの帰結のように感じた。事件以上に怖かったのは、事件を起こさないまでも、それに近いことを考えている人が少なくない数存在する…

絵も文章も、編集能力も抜群だ。筋が通ってる。NHK朝の連ドラの「花山伊佐治」編集長、「暮らしの手帳」の伝説的編集者、花森安治氏が原型である。いつも怒鳴っているのは、気が短いせいだが、これが何ともチャーミングだ。 ・ ・ ・ 原型の戦争宣伝を担った…

ドライブ２ 12日間の研修が無事に終了。“自分がどれほど解っていなかったか”ということに気づけた１２日間。たくさんの学びに感謝したい。車で通った１２日間、総走行距離はなんと約４０００㎞！ 気づけば、年末に関西へ行ったときよりも走っている。明日か…

昨晩雨が降り、今朝になって止む。何とも清々しい。昨日の蒸し暑さは跡形もなく消え、羊雲を爽やかに照らす朝焼けが広がってる。当地では、夏真っ盛りの今が既に秋模様を感じさせてくれる。少し早すぎる。 前期の仕事が昨日で終わり、波風氏にもやっと夏休み…

手形アート 8月は、相方さんの誕生日。お父さんとして迎える2度目の誕生日だ。何を贈ろうか考えた結果、今流行りの手形アートをつくってみることにした。 ・・・ 手形アートづくりの基本は、まめたが寝るかどうかにかかっていた。でないと綺麗な手形をとるこ…

早く「一息つけたい」夏だが、今年は遠い。日曜挟んで先週末の３日間と今日から３日間は本業。終わると、故郷に大きな仕事が待っている。今年の夏は、色々な意味で思い出の夏になると思う。 「老前整理」(坂岡洋子著：新潮文庫)、副題『捨てればこころも暮ら…

日中27℃超えが続く。半袖シャツが唯一必要な夏の数週間。パジャマも毎日汗で濡れる。快食、快眠、続く。今年の夏は「体調万全の一区切り」がテーマ。今のところ、良し。 気になるＣＭ見る。こういう切り口があったか。東京ガス、ミノルタのような物語性が前…

ドライブ ドライブ好きの凡師。長期研修（12日間）の足として「車」を選んだ。車内では、音楽を聴いたり、過去の講演録を聞き直したり･･･。運転を しているので、あまりおやつを食べなくて済むという効果も。（最近、おやつ過多だったので･･･）片道２時間を…

周りが白い斑の赤と青の朝顔咲く。昼は24℃あるが風鈴鳴らす涼しい風も吹く。気持ちの良い上々の夏。 テーブル用の古材を研磨する。割れ、釘の抜き跡、傷残る鉄錆色の木肌が好きだ。塗装はクリア仕上げだな。 物置片付け始める。ガラス張りの温室部分を囲って…