テレビを録画して見るようになり、そのうち「NHK+」を利用するようになり、ラジオはもっぱらNHKラジルラジルで聞いている。余計で雑多な消費的な情報に振り回されるほど、余生が残っていると思えないからだ。ぼーっと見ている(聞いている)情報でも、人間味があって後味の良いものに接したい。
ラジオの佐藤二郎『おやじの時間』、まだ始まったばかりだがクスクス笑える。高橋源一郎『飛ぶ教室』は考えさせられる。ふわっと楽しい又吉・向井・児玉(あのサルゴリラの片割れ)『あとは寝るまでの時間』は寝落ちに使ってる。夜の排尿後、こんなの聞いているから寝られなくなるんだよなあ。
信用ならないNHKだが、見るべき番組が時々ある。『アラビアのロレンス』を扱ったドキュメントが良かった。イスラエルとアラブは昔仲が良かったこと、今に続く大国による分断、アインシュタインがイスラエルの大統領要請を断った理由・・・これに限らず知らないことばかりだと知る71歳。