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2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

トマトの香り

雪が降ってきて片付けたミニトマト。たくさんの青い実が残り、窓際に置いておいたら赤くなってきた。パスタに使ったり、バタートーストの脇に飾って食べている。 トマトの匂いは、小学生の夏休みに、友だちと作った自転車で遠くに行った記憶。どこまでも続く…

ポツンを暴く浅ましさ

前まで、TV『ポツンと一軒家』を興味深く見ていた。山奥でたった一人、自然に感謝して静かに欲張らず暮らす姿に神々しいものを感じたりした。だが、暮らしという個人情報の中心にズカズカ入り込む無遠慮さに辟易しだした。過疎化地域版の『家ついていって良…

食いしん坊、ヘンサイ

少し前まで、波風氏はとにかく食べていた。「癒やし系」ならぬ「いやしい系」(漢字で書くと、卑しい、賤しい、とあまりに悲しいので平仮名で)。美味しいと思うものをのべつ幕なしで沢山食べたい人、食いしん坊バンザイ人間だった。イメージは、ガツガツと…

記事の移動

昨日、このブログに年賀欠礼のことを書きましたが、表ブログの題材にふさわしいので移動しました。

夜の脳トレ

波風氏にはまったく興味のない『数独』。何年も前からママヨさんが寝る前に真剣な顔してやっている。何が面白いのかわからない。昨年99歳で亡くなられたお母さんも寝る前にやっていた。お姉さんも弟さんたちもやっているという。 トイレに起きてきたらやって…

あきらめのつく注射

7回目のコロナワクチンうってくる。最初の数回は悪寒がして寝込んだり筋肉痛で苦しみ「あー、やだやだ」と喚いていたが、耐性ができたのかワクチンの種類が変わったせいなのかここ2回は普通の注射なみになっていた。「今回は行かなくても良いのではないです…

汲む の後半

(表ブログの画像の詩から続く) 大人になってもどぎまぎしたっていいんだな ぎこちない挨拶 醜く赤くなる 失語症 なめらかでないしぐさ 子供の悪態にさえ傷ついてしまう 頼りない生牡蠣のような感受性 それらを鍛える必要は少しもなかったのだな 年老いても…

オヤジの時間

俳優・佐藤二郎のラジオ「オヤジの、オヤジによる、オヤジのための時間」。オヤジなゲストと、思い出の曲、オヤジあるある、オヤジ川柳、先週のテーマが「オヤジの野望」。 トイレに起きて寝られらなくなった早朝、ラジオ聞く。動画はやめておく。高橋源一郎…

切れ味

ウドンの薬味に長ネギを小口切りにしたら、上が少し潰れ下が切れていない。菜切り包丁が鈍くなっているからで、刃を爪にあてるとツルツル滑る、この前研いだのは随分前と前だったなあと、牛刀、刺身包丁、麺切り包丁も研ぐ。 硬いものを切ったはずないのに包…

11月11日

縦線というか棒というか、1が4つ並ぶ今日。何の日か?と検索すると54もあると日本記念日協会。ささいなことでも、妙に詳しい研究者がいるように、こんな協会もあるんだね。 波風氏はこの日を「ママヨさんに細かいところまで指示される記念日」としたい。い…

ポケット

町のなかにポケット たくさんある 建物の黒い影 横丁の路地裏 そこへ手を突っ込むと 手にふれてくる なつかしいもの 忘れていたもの 杉山平一詩集『希望』から 波風氏が散歩で見つけた懐かしい風景のことを詩人はこんなふうに書くんだな。立冬の朝、記憶の玉…

路地裏の記憶

裏通りからさらに奥まった、袋小路の旗竿地の家で育った波風氏。ごちゃごちゃと狭苦しい隣近所に同い年の友だちがたくさんいた。そのせいか軒と軒が迫り2人ぐらいがやっと通れるような薄暗い小路に今でも心惹かれる。朽ちていく木造トタンぶきの家並みなら…

赤いズボン

赤いパンツ、と書きたかったがそれでは『開運の下穿き』みたいなので、外履きのズボンに。ママヨさんが「髪白いし恥ずかしさも薄れている年寄りになれたのだから赤いズボンでも履いたら。似合いそうですよ」なんて笑わないで言った。 2人同色の赤いパーカー…

タクワン事始め

この歳になって初めて『たくわん』仕込む。種を蒔いてから2カ月目の快挙(笑)こんなことが現実になる日がくるなんて(涙) ・干した寸足らずの大根 1.6キロ ・干した大根葉(漬物の蓋として) ・米ヌカ 300g ・塩 80g ・昆布細切り、赤唐辛子、果物の皮(…

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