2012-01-01から1年間の記事一覧
「天才とは、1%のひらめきと99%の努力の賜物である」(エジソン) この言葉の意味は、広く世に知れ渡っている通り「人は才能ではなく、努力が大事なんだよ」、と凡師も思っていたのだが、興味深いエジソンのエピソードに出会った。 そのエピソードとは…
久しぶりに、やる気湧く一冊「ニッポンの風景をつくりなおせ」。ためになっても、面白いはなかなか無い。この本、①抜群な商業デザイナーが、②一次産業で汗する人の魂を、ひょうひょうと、だが単刀直入にズバリ表現する凄さで、③デザイン化した前後でまるで違…
「朝の食卓」を書いていた頃 北海道新聞(朝刊)「朝の食卓」に掲載された2年間、全18回分のコラム。全道の執筆者40人が回り順で書くから40日目の「忘れた頃」新聞に出る。1回目(2011年1月17日)~終わりの18回目(2012年12月25日)までの時期は、38年間の教…
先日、礼文の小学校を舞台にした評判の映画を妻と観た。巧みな脚 本や演技もよかったが、最北の風景に圧倒された。雪の利尻富士に息を飲み、見知った町並みや海岸線で思い出が交錯した。私たちの歩いて来た道が、稚内と礼文だ。 「稚内」と口にしたら、何を…
かわいいクリスマスカードありがとうございます。ことねさん(4歳)の手作り。波風家のマーク(ママヨ作)も使っていただき重ねてお礼申し上げます…それにしてもこのカードはとても上手ですね。現在、このマークの焼き印を発注しており完成の折には…期待してお待…
真鱈の白子(たち)をもらい、味噌汁や煮付けで食べた。「ものが違う」とママヨさん、水産工場で加工したばかりの新鮮なもの。食べ終わってから、「別な食べ方なかったかなあ?」と考えていたら、前に一度口にした「たちかま」を思い出した。ウェブ検索すると「た…
押しつぶされそうな感覚、腹の底から沸いてくるような感情、鉛色の海に向かって叫びたい衝動・・・全てを呑み込んでくれるのが、家族へのクリスマスプレゼントをラッピングしている時。朝仕事の時間を使ってクリスマスの準備をちょっとずつ。ラッピングは相…
ネパールで、恋の実らなかった雄ゾウが人を襲っているニュース(12/20北海道新聞夕刊)。この1ヶ月で6人を踏みつぶし、過去4年間でも9人殺したらしい。過去2回、気に入った雌象と夫婦になろうとしてなれず荒れるようになったのが原因と記事に。かわいそうだ…
健康診断のセンターから、「重要なお知らせです。すぐに開封して下さい」と表書きされた封書。「親展」の文字まである。診断結果はだいぶ前に届き、「高脂肪、高カロリー、運動不足」を、みっちりママヨさんに叱られた。今度のは何だか怖いからしばらく放っ…
早いもので師走も半ば。本職の方が商売繁盛で「今年やっておきたい仕事」は手つかずのまま。日頃の多忙感はストレスにつながり、昨日の夜は珍しく寝付けなかった。ストレスは様々な所に飛び火し、対象はとうとう空から振ってくる雪にまで。どっさりと降る雪…
今朝の朝日新聞、社会面。1面使って− 生活保護を受ける人が増え続けている。「ナマポ」という俗語が今年の流行語大賞の候補となり、芸能人の母の受給を政治家がたたく一幕もあった。時に人々の心を波立たせる生活保護を、私たちはどう考えたらよいのか。保…
このブログ、今月で早2年。昔、絵を描いて、本を読んで暮らせ る大人になりたいと思った。今、絵日記を書く老人になった。ミュージシャン「シベールの日曜日」紹介の雑誌で、「…厳選した今後必ず活躍するはずの期待の新人たち…日本から発信する若者たちがい…
「非情で残酷な時代と社会」の中で人間的に生きる希望を、確かな言葉で考えさせてくれる一冊「自分を抱きしめてあげたい日に」(集英社新書)。前書きの「…ことばって、何だと思う?けっしてことばにできない思いが、ここにあると指さすのが、ことばだ…」(詩人…
先週お伝えした「今年中にやっておきた いこと」。ポケットwifiは無事解約。除雪機は直らないことが判明。動き出したら意外に早い。わずか2~3日でずいぶんと進んだ。 「物事が困難に見えたり、大きな壁に見えたりする原因の多くは『重い腰』にあるのでは…
今朝の新聞に、ディブ・ブルーベックさん(米国ジヤズピアニスト)91歳ご逝去の報。全然知らない人。61年のヒット曲「ティク・ファイブ」の作曲家と書いてあって…「この人か」。ウールマークのCMが懐かしい。今、聞いても、何だか落ち着く。 ※7月4日付ブログ…
先月30日の道新朝刊、香山リカ氏の講演概略で考えさせられた。前に書いた「辛かった時…何の言葉もいらない、ただ横にいてくれるだけで息がつけた。この頃、ここらへんに、人生で一番大事なことがあるような気が…」と重なるからだ。恐怖体験者へ、以前まで精…
交際歴43年の親友がいる。ご飯も作ってくれるし、身体の心配もしてくれる。 戸籍上は妻だが、人間関係では親友だ。1年前の今頃、無事に定年退職を迎えられそうな安堵感で、何気なく私たちの関係を話題にしたらそう断言された。そのどこが悪いという毅然とし…
簡易燻製の最初は「あわび」だ。昔、あわび漁で有名な島で働き、漁師さんからいっぱいもらった。豊かな時代だ。冷蔵庫に入りきらないのを、桜のチップで燻し、家の天井近くに張った洗濯干しの針金に吊して食べた(笑)その後こんなウマイ話は2度と無い。 だい…
11月も今日で最後。明日から大好きな「師走」。やはり「師走」は何かとワク 本格的に走り出す前に、今年中にやっておきたいことをまとめてみた。①ポケットwifiの解約/出張の機会が減った今、稼働率の低さはペンタブより上。家庭内仕分けの対象品。2年縛り…
突然、街中が氷結したような11月末。先週よくまあ、往復10時間も車運転したものだ。行きと帰りに路外転落事故見たが、カーブでトラックの対向車が一番怖かった。帰り道、疲れが出てママヨさんに運転を代わってもらったら、もっと怖くなった。緊張感一杯でハ…
…前回【11/10誰でも辛い編】から続く 本シリーズで、先生たちの辛さに少し触れた。競争と自己責任、外からの押しつけ施策が、職場を暗くしている。立男はこの頃、身近に知っている先生が悩んでいる時、どんな言葉をかけたらよいのかわからない。40年近く、心…
荒馬さんは、元同業者。職場での荒馬さんは一言で 言えば「必殺仕事人」。凡師は後にも先にも荒馬さんを超える女性同業者と出会ったことがない。荒馬さんはしばしば「ドーベルマン」や「ティラノサウルス」、「荒ぶる馬」等と形容されることもあるが、それは…
何を今更の、「2012年 本屋大賞 第1位」の小説(初版11年9月)。深刻なドラマ無く、辞書編纂の特殊な世界が興味深い。昨晩の寝る前と、今日の朝飯前でスラスラ読めた。楽しい前半、予定調和でややつまらない後半(その分、早く読める)。 立男はこの頃、「言葉…
通販で「THE BEST OF SYLVIE VARTAN 」やっと入手。小学校の時に、ラジオで流れていた8歳年上のフランスのお姉さん。「アイドルをさがせ」だよ、「悲しき雨音」だよ、「あなたのとりこ」だよ。哀愁の中で、少年時代の自分を探しているような気分。 ママヨさんに…
小学生でチキンラーメンの洗礼を受け、出前一丁、サッポロ一番、SBホンコン焼きそばなんかを今も愛している立男は、カップ麺派でなく袋麺派。小鍋を使い、冷蔵庫の残り野菜で工夫できるちょっぴり料理風がいい。このごろ進化したと評判の袋麺、麺のシコシ…
前に買って、あまり稼働していなかった「ペンタブレット」。気まぐれで使って みたら、これがなかなかおもしろい。さっそくペンタブでせっせとイラスト作り。学生時代、美術の成績は「2」だったが、今になってつくづく思う。「先生の見る目は正しかった」と…
教師と生徒をめぐる6つの短編集「せんせい」(重松清著:新潮文庫)。この題名と作者名で手にした一冊。 「教師という職業が大好きで、現実に教壇に立っていらっしゃるすべてのみなさんに、ありったけの敬意と共感を示したい…同時に、教師とうまくやっていけ…
久々の工作。左画像は「おにぎり時計」。大きさは、やや大きめのオリギリ大。民芸品店でこんなのが値段3000円。「俺だってこれぐらいなら」が動機の一品。あえて針をオニギリより長くして、文字盤もなくしたのが、ママヨさんに大不評。しかし、壁掛け用の動…
今日は、「波風パン屋さん、準備中」の日。教え子から英国製紅茶を送ってもらったのでその時の学級の子どもたちと昼食会。手作りのパン、スコーン、ポテトサラダにクリームスープという豪華版。波風食堂の専務取締役候補のママヨさん手作り。波風家はもとも…
…前回(11/4【教職至難編】)から続く… 人生は困難だらけ。立男は、覚えているだけ、人に言える分だけで、仕事を3度辞めたいと思い、辞める以外無いと2度思った。辞める辞めないは個人が決めること、だが個人では解決できない時にそれが迫られる。何とか続い…