ママヨさん言行録
テレビに出ていた山奥で暮らす人、そこはかとなく品があった。一見自然人みたいだけど言葉に感じさせるものがあり、実は評価済みのプロの陶芸家。「やっぱり」とママヨさん。 俺もあんなふうに何気に品の漂う人に見えないですか?と聞いたら、上から目線な時…
秋にせっせと木の実を埋めて、冬に掘り出して食べるリス。厚い雪が覆っているのに良く場所を覚えているものだ。忘れた実は、春に芽生えて造林に貢献するのだからたいしたもの。リス、偉い。 画像はご存知、マルセイバターサンド。昨日、食器棚の奥の奥から発…
また先生が教え子に性的悪さしている、退職間際でスカートの奥にスマホを差し入れて写してる、自校の中学生女子に「つきあっていると思っていた」と性的ハラスメントを繰り返している校長。 というスマホのニュースを次々に口にしていたら、「私はそういう話…
大リーグワールドシリーズ、ドジャースの負けほぼ決定だけど大谷さんは大丈夫そうで良かったなと試合途中で畑の冬じまいに出た。樹の冬囲い前段、伸び過ぎた柳の幹をつめ、山椒を鉢ごと畑に埋めたり山茶花の鉢を家に入れたり、ツルと葉だけご立派だった朝顔…
背中にブツブツができ、痛くはないが少し痒い。これはもしかして、子ども時代に治まったはずの水疱瘡の菌が今頃になって出てくるやつか、なんて思っていたら違うようだ。そうそう、忘れた頃に突然悪さする帯状疱疹ってやつ。痒い痛いにとどまらず悪化すると…
最近、手が冷たいことが多いんだよな、その分心が暖かいと思うけどと笑いながら口にした。すると、何でも自分をよく見せたがるのは普段からいつも考えているからで、普通そうスルッとは出てこないよね、とママヨさん。彼女の手は暖かかった、もしかして意外…
オリンピック110メートルハードル走った高山選手、きれいな顔しているなあと言ったら「女装もいけるんじゃない、走るんだから」とママヨさん。わかるかなあ、このオヤジギャグというかオバサンギャグ。
ガン手術の直後に買い替えたテレビが弱ってきた。14年経ったから寿命だな、と話していて「あっ、俺もそろそろかな」と口にした。すると「大丈夫ですよ、まだ立男さんの背後にゴースト出てないから」「少し遅くなったけど暮らしのチャンネル切り替えて遊んで…
片付けるところにちゃんと片付ける。ママヨさんのしつけをやっとこなせるようになった波風氏。「ききわけのよい犬ぐらいにはなったなあ」と口にしたら、「犬はウドンをうてません」とママヨさん。褒められたのか?その逆なのか?一言居士の彼女は理由がいつ…
食べ終わった食器をすぐに洗うのはすごいね、洗濯物をためないでせっせと洗うのはたいしたたもの、食べたいものをレシピ見ながら作るのは相手に対する愛ですね これ、2人の対話でなくそれぞれ自分を褒める自慢(笑)、サイトで見つけた笑い話。ママヨさんに…
波風氏とママヨさん、そう遠くない頃に分かれが来る。性格の不一致とかでなく生物学的終焉、あと3年で後期高齢者だもの。これ美味いなあと、ニラ豚のチヂミと玉子スープ食べながら、残った方はどうすりゃいいのかなあと「もしもの時」を口にしたら、怪訝な…
ちえっ、ちゃんと前を見て押さないとだめだべや、相撲見ている波風氏。次々と力士出てきて一瞬で勝負決まる相撲、ルール覚えられず気の短い波風氏にはピッタリの「見るスポーツ」で、俺の教えたとおりにやれよ、昨日と同じ失敗してどうするのよ、なんて好き…
ママヨさんいわく、自分の好きなところは真面目に頑張るところで、ダメなところはあきらめること。波風立男氏の好きなところは、一所懸命なところでダメなところは教えたがるところ、しかし教え方が下手なので困っても聞きたくないとのこと。ワオッ! 2日前…
と口にしたら、「あなたも暴言に注意しなければだめですよ」とママヨさん。まだ、彼の悪さは(我が家では徹頭徹尾、悪さしか話題にならない政治家)なにひとつ話ししていないのに()。 前は平気で聞き流していたことでも、この頃は「傷に塩を擦り付けるよう…
波風氏にはまったく興味のない『数独』。何年も前からママヨさんが寝る前に真剣な顔してやっている。何が面白いのかわからない。昨年99歳で亡くなられたお母さんも寝る前にやっていた。お姉さんも弟さんたちもやっているという。 トイレに起きてきたらやって…
小学生の頃から通知表にずうっと素直だと書かれていた、とママヨさん。波風氏の言うことに素直に従ってきたけれど、これ以上は無理ですと続いた。互いに笑いながらの会話だから明日どうなる、という話ではないが意図するところは分かる。ここらのことは表ブ…
●茶碗を洗うつもりでシンクに置いて水道の蛇口をひねったら、水が茶碗の底のU形カーブに沿って床に落下。ウギャーと大きな声を出したら一言。「そういう声は包丁を落として足に刺さった時に出して下さい。」 ●ご飯を作って貰い「ありがとうございます」とそ…
扇風機の片付け。暗灰色三枚羽根のザ・レトロな奴。フワフワブラシでホコリ取り、ビニール袋を被せていたら、栗の皮剥いていたママヨさんから一言。 「カバーを外して濡れ雑巾で拭くと良いですよ」と適切な助言。カバーが外せるんだ、なるほどこんなに汚れて…
畑の苺係り、ママヨさん。 来年に向け、実りの終わった苗から出ている子ども苗を見極め(一郎は駄目で二郎、三郎が可能性ありらしい)せっせと植え替え準備。子どもの時に「いちごをたくさん実らせたい」という願いがあったそうだ。 一昨年に2つの苺苗植え…
犯人というのは、現場に1番近いところにいて、「誰がこんなひどいことを・・・」なんて口にしながら、まさかこの人物が!という奴が怪しい。という推理小説の常道通り、犯人はママヨさんだった。TVの2時間ドラマの結末よろしく、「だれだよ、こんなことし…
今日突然、「今月から給料出すことにしました。」と波風家会計責任者のママヨさんが声高らかに宣言。ええっ?と驚いたが幸せな話なので変なこと言って気が変わったら困るので「それは良いことだ!」と拍手した。金額は同額でママヨさんももらうそうだ。貯め…
家に帰ってくるなり、石ぶつけられたとママヨさん。誰に?と聞くと「カラスに!」(笑)。ついに我々の老いはカラスにも馬鹿にされるところまで来たか。どこに当てられたの?と真面目な顔して聞いたら、車のウィンドガラスだというから慌てて外に出た。今の…
「息を吸うように時間が過ぎていく、もう1年の三分の一が終わりました。」とママヨさん。 どうして吐くではなく吸うなんだ?と尋ねたら「吐くより吸うほうが時間が短いからです。」ときっぱり言った。言われてみるとそうだなあと思った。短く息を吸い長く吐…
ママヨさんから何度も「波風君は父親に似ている」と言われてきた。何か良いことをしたとか、悪さをしたとかではなく、いつも記憶から引き出すように唐突に言われた。波風氏の言動に「父親に似ている」何かがあるのに、波風氏が気づかないできたのだろう。か…
カップに珈琲を注ぐ時、テーブルに大量にこぼしてしまった。その時の波風家の会話。 ・立男 俺はなんて馬鹿なんだろう。なっ、ママヨさん?(照れ隠しで同意を求めてる) ・ママヨ 無言(テーブルの上を一瞥するだけ) ・立男 馬鹿だよな俺?そう思わない? ・マ…
「令和4年は、西暦2022の10と1の桁数を足せば変換できるんだよ。これ2029年まで使える」と言ったら、へーっそれ便利ですねとママヨさん。 これ、半年ぐらい前にも話して、「へーっ、便利!」と言っていた。それを言ったら「へーっ、全然覚えていません」と…
車のバックは難しいとママヨさん。ハンドル操作がピタッと決まらないとぼやいてる。免許更新前の高齢者講習に運転操作もあるので気にしてるのだ。家の前で仕事していると、外から帰ってきたママヨさんが何度も切り返してバックの練習していた。同級生の波風…
絶対にこんな言葉は変だ、とママヨさん。TVドラマで「あなたを必ず幸せにするから結婚して下さい」というプロポーズの慣用句。いくら好きな人でもその人に幸せにして貰うのはあまりに主体性がない、そんな依存体質で幸せなんかになれるはずがない、と厳しい。…
少し痩せたので顔がシュッとしてきたと言ったら、「若者みたいな言葉を使わない方がいいですよ」とママヨさん。大阪のオバさんも使ってるはずで、イケメンの意味だったと思う。波風氏は頬が前より細くなっただけでイケメンになったわけではない。 ママヨさん…
ママヨさんから、「自分はどうして自分なんだろうなあ、って思ったことはないですか?」と聞かれた。前にも一度聞かれたがやっぱり今度も「無いなあ」と答えた。 どうしてそんなことを考えるのか聞いてみた。この世界にたくさんの人間がいるのに、自分の考え…