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2014-01-01から1年間の記事一覧

一本道のバック

ほぼ「北の国から」みたいな地を訪ねる。ママヨさんが育った人里離れた北の開拓地。毎日1時間も歩いて通ったという小学校の跡地に開拓の碑が建っていた。そこから車1台やっと通られる坂道をしばらく登り、「ここに家があった」というところで停車。側の大…

ありのままデ

同居している親友は「在野ママヨ」(ありのままよ)さんと言う。公式ブログ始めた4年前、最初の頃から登場している。本人に、「どういう名前なら世間に登場してくれる?」って聞いて返ってきた名前がこれ。それ以来、本人には内緒でママヨ像を創作し楽しんで…

夏休み

昨日で前期の仕事が終了。やっと今日から夏休み。今日は午後から、「先生んち焼き肉パーティー」(第5回)だ。雨も予想し町内会からテントも借りたそう。この段取りにいつも関心。今は45歳だが15歳当時からここらを上手にやっていたな。中3の夏休みキャンプ…

「揺れながら咲く花」

予想通りの筋書き学園ドラマ。未だ余韻残る「愛しのソヨン」の後番組だったからつい録画してしまった。波風家の夕食は、録画した韓国ドラマとともにある。 少し馬鹿にしていたら、空気が変わってきた。ただただ乱暴な子どもたちにはそうならざるを得ない家庭…

ぼんやりする

一昨日と昨日は葬儀。苦しい時に2度も親身に接してくれた中学高校の先輩が亡くなった。前から、末期癌で余命わずかと本人から聞かされていたが、その時が実際に来てしまい実に暗鬱たる気持ち。葬儀場に生前の彼が残した感謝の言葉流れ、ずうっと耳を離れな…

伝説のスピーチ

1992年、ブラジルで開かれた「国連環境サミット」で日系カナダ人のセバン・スズキさん(12歳)が行った「伝説のスピーチ」。先週、パレスチナ自治区ガザで多くの民間人が犠牲になり、国連運営の学校も戦車の砲撃を受け子どもたちが亡くなった。取り上げた新聞…

雨の日曜日

小野リサ聞きながら始まる雨の日、悪くはないな。 仕事の方もだいたい片づき、久しぶりに「明日どうする」を考えなくて済む日曜の朝。何だか気忙しかった7月、「ほっ」とする気分を手に入れるには苦労が必要なことをいつも思い知らされる学期末。現職時代よ…

うめゼリー

例の「執念の梅シロップ」の活用形。梅かき氷、梅ソーダーと楽しんでいるが、取り出した梅エキスを丸ごと賞味している感じがするのがこれ。甘さ抑えめにし、 少し苦いジャムを底に沈ませた波風食堂謹製。作り方(4人分)は、水200cc、梅シロップ100ccを小鍋で…

怒髪天「プレーヤーⅠ」

波風家唯一推奨アニメ「団地ともお」(NHK 土曜9:30〜10:00)のテーマソングで知った、一発で参ったロックバンド。このバンドとこのアニメを誰が結んだかは知らないがピタリのセンスだ。波風家では、このアニメが人生哲学を語る上での教科書的な位置を持ってい…

メモに落書き

このノートは、日曜大工の記録帳だ。道具や材料のこと、作りたい物だとか設計メモなんかも書いておく。お笑い芸人のネタ帳の感じ。テーブルに、存在感のある鉄線の一輪挿し。さっき、新しく知った言葉と、今日の買い物のメモと、この花を全部まとめて記録。…

工作の土曜日

電球の傘2つ、おにぎり型壁掛け時計2つ作り始め、満開の鉄線2枚描く。 居間の丸行灯型傘は3年前から飽きていた。昨日は台風も逸れ朝から天気も良いから「今日は何かを残す日」に決めた。まず午前中は、草取りしてご飯を食べ「鉄線」描いてご飯を食べ、午…

深夜放送

久々の夜10時TVドラマ。立男には十分に深夜放送だから、前半30分でこと切れた。切れ切れに覚えているのは、登場人物の長男に「オヤジが歌っていた」と言わせている主題歌と、若者たちの怒鳴り声。おーっと声が出たのは冒頭のタイトルロール、46年前の完全踏…

若者たち2014

1966年のTVドラマ「若者たち」は、16歳高校1年の立男に鮮烈だった。自分のことだけ考えていればいい少年が、家族、仕事、学校、社会、政治などを家族と一緒に突然に考えさせられるドラマだったからだ。確か夜8時からで、番台に置かれたテレビから流れる…

荒馬さんから一筆啓上

荒馬さんというのは、凡師さんの親友のことだ。戸籍上は夫婦と思うが、立男は断言できる。ママヨさんに長く調教されてきた立男には直感的にわかる。荒馬さんは毅然と独立した荒馬さんなわけで、凡師さんの付属物の感じが全くしない。名前からして圧倒的にそ…

夢の絵手紙

昨日、こんな葉書が来た。あんまり面白いから勝手に載せる。表の文書も、裏の絵(たぶん、いやきっとウドだと思うのだが…)も書も楽しい。「向暑の候 お元気でいらっしゃいますか?先日なんと夢の中に波風校長先生が出現され私に『ウドを採ってきたから食べな…

ブラック中学校

調査結果(OECD)で「朝練、授業、生徒会…学校に15時間半」と6/26の新聞各紙。労働時間だけなら、前から中学校がほぼブラック企業なのは周知のこと。何を今更なんだが、退職まで何とか持ち堪えられるのは、聖職意識、職員室の仲間意識、やや安心の老後保障意識…

「及東枯」

標題は「なつかれくさかるる」と読む。夏の草花の勢いが増し、冬に芽を出した草が枯れる頃を表す夏至【初候】の言い表し方。昨日からの陽気、陽の長さ、やっと夏に至る感じ。 欲しかったグスベリの苗買う。祖母の家で、緑の実に赤い錆色が入ったのをつまんだ…

「ハローライフ」

リリーフランキーの声のせいだろう。この時間帯のNHKドラマは、おじさん・おばさんの応援番組多く、朝4時半起き・夜8時半就寝の立男にとって深夜番組だがついつい見入ってしまう。起きる時間は変化なしなので寝不足・昼寝必至だ。わかっていても画面から離…

執念の梅シロップ

初めて作ったガラス瓶2つ分の甘い梅エキス。甘すぎず少し苦いジャムもできた。とろりとした黄金色の液体を光にかざして満足げに見ていたら、「立男君の執念の一品だね。」とママヨさんが笑っていた。炭酸で割ったら「なるほど」の味がした。ジャムの煮汁を…

箸をつくる

立男は箸の持ち方が間違っている。母親のしつけ方と人の言うことをちゃんと聞かない多動傾向が原因だ。大人になり、箸と鉛筆の持ち方を教える仕事に就いたので密かに治そうと試みたが無理だった。鉛筆は何とかなったが、食う方は舌の感覚がすべてで、指の感…

全裸自転車男

札幌の無職の男(40歳)が、住宅街を全裸で自転車乗り回し、公然わいせつ罪で逮捕された。5年前から40〜50件やった、女性の驚く顔を見るのが快感だった、と一昨日の道新夕刊に。 「風引かなかったのかなあ。まだ、札幌だって寒いよね」ってママヨさんが言う…

探せない男

「見たいものしか見ていない」そうだ。ママヨさんの波風立男評。 捜しものができないのも、こんがらがった紐をほどけないのも、そのせいだと言う。少し視点を変えたり、辛抱したら解決できるのにそれができない。ものごとの中心だけを見ようとする、その分周…

土曜の夜に

同じ学級だった子ども20人、大人になって30年後に集まる。花嫁の友人もそれに加わった。本人には内緒の、勝手に結婚を祝う会。この趣向は2度目だが、東京や仙台からとんぼ返りで来ていたり、久しぶりの顔もあった。花嫁だけがクラス会だと信じていたわけだ…

愛しのソヨン

2年前の韓ドラの再放送。だいぶカットされているらしいが面白い。全50話で今日38話目。登場人物の誰も彼もが「自分に恥じないで生きるためのプライドとは何か?」を体現し主張し続ける。自己存在と自己実現の強烈さ、凄まじさが何とも小気味いい。「お前さ…

納豆という回答

最初、甘納豆だと思った。手の平大の包4つ、クール宅急便で届く。納豆、六花の文字で、帯広の某大手菓子店の甘納豆だと勘違いしたが、帯広産の大豆(ユキシズカ)を使った手作り納豆だった。やるな、と思った。ううむと唸った。こんな原野に、こんなお店が…

2人の画家

日本画と水彩画、異なる色彩と近い色彩で美に迫る違いが楽しい。土曜の午後、街のギャラリーへママヨさんと。2人の知人の展覧会だ。慌ただしい生活の中であっても、表現する喜びを素直に語る絵が並んでいた。共感できる丁寧さ。小さな声だけれど、伝えたい…

続 夢の話

【前号から続く】 家でメダカを飼っている。昨年の8月から、径40センチ程の鉢で10匹。餌をやると緑の藻の隙間から顔を出す。同じ餌でよく飽きないな、何がおもしろくて生きているんだ。なぜ俺はこんな狭いところで飼っているんだ。運命みたいなのも時々思う…

春の夢

夜中に呻(うめ)いた、いや意味不明の言葉を喚(わめ)いた。朝、ママヨさんから「怖い夢でも見たの?」と言われた。寝る前、「あざとい」の意味を話題にしたから、それを糸口に夢になったのかもしれない。ママヨさんの耳には、誰かを真剣に叱っているように聞…

春の遠出

土曜の午後、隣町までのドライブ。蕗の薹の緑が点々と続く静かな道を走り、森に隠れて建っている小さな店へ。新聞に入っていた手書き風チラシが、やっと春になったから来てみるといいよ、と森からの案内状みたいだったから。小さなチーズ5種類と牛肉買い、…

ママヨさんの跳躍

点数と無縁に学ぶのは楽しいことだ。「とても刺激的」と夜の学校から帰ってきた。パソコンとか、図書館のこととか親切に教えてもらったらしい。その夜、立男は夕食を自分で作って食べた。ここは、わがままを言っちゃ絶対にだめな場面だから、自分で、自分で…

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