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工作の土曜日

5千円で売っていたが150円で作れる。

 電球の傘2つ、おにぎり型壁掛け時計2つ作り始め、満開の鉄線2枚描く。
 居間の丸行灯型傘は3年前から飽きていた。昨日は台風も逸れ朝から天気も良いから「今日は何かを残す日」に決めた。まず午前中は、草取りしてご飯を食べ「鉄線」描いてご飯を食べ、午後から紙粘土で改良型おにぎり時計作る。大学祭で学生が作って売りたいというから「早くて、見栄えがして、失敗しない」作り方を考る。気づくと夕方で、またご飯を食べ本命の傘づくり開始。骨組を壊れた凧の骨転用したり、百均で買っておいた蔓なんか使う。イメージは、生意気に名作デザインのキッコーマン醤油差しみたく飽きの来ない、昭和の電灯の傘。一端こんなのが浮かぶと、凡百の意匠が何ともあざとい。


 どんな花も種からだと愛着が深い。描き残すことで花もやっと完結できる感じだ。「ありがとう」という気持ちが自然に湧く。難しいことだが、上手く描こうとすれば続かない。それは、工作でも、文章でも同じだ。他人の文章を読ませてもらう分、自分の言葉も対置したい。そうでなければ流される。工業デザインの無機質感は老人度が深まるにつれ寂しい。こうなると自分で温いのをこしらえるしか無い。
もう少し経ったら、火曜は陶芸、水曜は洗濯、木曜は大工仕事、金曜は買い物の日にしよう。土曜は…もちろん、庭仕事だ。

 鳴り物入りの「若者たち 2014」、そんなに怒鳴らなくたって…その分、少し感慨にふけるのを邪魔されてしまう。期待していて大丈夫なのか、このドラマ。昨日が最終回の「55歳のハローワーク」。良かった。俺はこういうのを見たいんだ。だんだんどうしようも無くなっているが、ドラマ部門だけは腐ってもNHK。

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