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ママヨさんの跳躍

 点数と無縁に学ぶのは楽しいことだ。「とても刺激的」と夜の学校から帰ってきた。パソコンとか、図書館のこととか親切に教えてもらったらしい。その夜、立男は夕食を自分で作って食べた。ここは、わがままを言っちゃ絶対にだめな場面だから、自分で、自分でと、残り物を出してきて食べた。ママヨさんが学ぶことで新しくわかることができるように、立場が逆になって立男が今までわからかったことがわかるかもしれない、と思った。どちらにしろ、今までのように甘えた気持ちではやっていけないわけで、初級老人として自立していく機会、もしもの時の覚悟みたいな気持ちを今から少しづつ身につけていく始まりなんだと思った。

 ママヨさんが書いた小論文。こんなふうに考えて生活しているんだと、と思うと何だかおもしろい、そして俺の場合はどうなんだと考えさせられる。ママヨさんがこのブログ読んだら、激怒するに決まっているから、消滅したら立男が叱られたということだ。

http://booklog.jp/users/namikazetateo