カウンター

ぼんやりする

 一昨日と昨日は葬儀。苦しい時に2度も親身に接してくれた中学高校の先輩が亡くなった。前から、末期癌で余命わずかと本人から聞かされていたが、その時が実際に来てしまい実に暗鬱たる気持ち。葬儀場に生前の彼が残した感謝の言葉流れ、ずうっと耳を離れない。人との出会いと終わりを思う。

 「まだ新鮮な62歳でしょう」とママヨさん。立男が、葬儀から帰って「俺ももう還暦過ぎたしなあ」なんて言った時だった。7月末、ママヨさんは膝とか肩だとかが突然に痛くなり通院、立男も先延ばししてきた歯科医通院。身体は初級老人そのものだ。なるほど、我が身は還暦分使用済みだが、「62歳」に限るとまだ半年しか経ってない。面白い。こんなことを言いあって、一日ごろごろしていた。何もする気になれない8月最初の土曜日。

 

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