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夢の絵手紙

こんなのが夢に出て…申し訳ありません


 昨日、こんな葉書が来た。あんまり面白いから勝手に載せる。表の文書も、裏の絵(たぶん、いやきっとウドだと思うのだが…)も書も楽しい。

「向暑の候 お元気でいらっしゃいますか?先日なんと夢の中に波風校長先生が出現され私に『ウドを採ってきたから食べなさい!』そしてその後に発せられた言葉が裏(絵手紙)の文章です。あまりにクリアな夢だったのでついご連絡を差し上げないと…また夢に出てきそうな…!失礼しました。お身体ご自愛下さい。」

 飾りが無くて素直で面白いというのは、人間だってお便りだってそう出会えない。だいたい、夢に出てきた人に、「出てましたよ、昨日」なんて伝える方なんか昨今いるものでない。平安時代の貴族文化にはありそうだが。彼の夢に立男が登場し安眠を乱したのは大変申し訳ない。確かに立男みたいのが夢に出てきてさもったらしいことを口にしたら、「これは何の前兆だべ?俺が世間にどんな悪いことしたってよ」と思い巡らし不安にはなるのは間違いないな。

 ブラック化する学校のことを前回書いたが、こういう校長先生がいるから日本の教育も何とかなっているんだろう。「こんなウドじゃなかったですか?」と立男の描いたのを添えて返事を描いた。

http://booklog.jp/users/namikazetateo