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10月

 今年は、だらだらと暑い日が続き、やっと身に覚えある9月らしさはこの1週間だけだった。秋が突然来た。左の画像は、手入れしなかった庭の雑草だ。今年は、自分のことばかり考えていたから、季節の足音も聞こえなかった。花壇の木の土止めが腐って倒れても見ないふりをした。雑草だらけの花壇もだ。そんなだから、今年初めて朝顔も失敗した。初夏の冷たい雨に根をやられた。しかし、命は長らえたようだ。かろうじて残った小さな葉で必死に光合成を行い、毎日20個もの青い花を今日も咲いてくれる。嬉しいが何だか切ない。

 これから冬支度だ。夏が長かったから、その分秋が短くて、とても寒い冬が来るような予感。今年度は、今までの人生でも何だか特別な気がする。半年分でさえ随分と長かったような気がする。変だな、今までは1年がとても早かったのに。ますます早くなるはずなのに。

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