カウンター

路上生活少年の支援

 昨日の新聞夕刊、小さな囲み記事から。
…………………………………………………………………………………………
 オランダの慈善団体「キッズライツ」は19日、フィリピンで路上生活を送るクリス・バルデス君(13)に2012年の国際子供平和賞を授与した。他のストリートチルドレンの生活を支援する活動を評価したもので、バルデス君には賞金10万ユーロ(約1020万円)が授与された。
 同団体のホームページによると、バルデス君は親から虐待され、2歳からゴミ捨て場をあさる生活を余儀なくされた。自ら路上で生活する中、7歳で貧困にあえぐ子供の支援団体を設立。寄付金を集めてマニラ郊外の子供らに服やおもちゃなどを配ったほか、衛生や人権問題について教える活動を始めた。バルデス君が配った物資は5000個以上に上るという。
………………………………………………………………………………………… 記事以上に詳しいことはわからないが、こういう少年、いや人間がいるんだ。新聞では、「世界中の子どもに希望を持ち続けることを伝えたい」という動機、夢は医師、賞金は慈善団体への寄付を検討と。こうした事実があるんだ。路上生活で、7歳で支援団体を作って、支援物資を配って…心が熱くなる。自分ができることは…。

http://booklog.jp/users/namikazetateo