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ホテルでパジャマ

神楽岡茶寮

 昔から旅先で熟睡できない。ホテルのベットや枕が駄目だ。家なら布団に入り即就寝だから、枕元の本はいつまでも終われない。旅先だと、寝入りにぐずぐずし、寝入ってもすぐに起きてしまう。旅行嫌いの主な理由がこれだ。出張は辛く観光などもっての他だ。旅先は難しい本を読むか書き物仕事の時間。昨日今日と旭川のホテル2泊。普段のパジャマ持参。これが効いた。早く気づけば良かった。部屋着にも良い。

 昼は少し贅沢に神楽岡茶寮プラタナスの並木道に落ち着いた佇まい。ネタとシャリが別の生ちらし。上下でなく左右。シャリに白い干瓢、甘辛の椎茸を刻んで乗せ、色取りよくゴボウ醤油漬けと奈良漬けの小片を脇に乗せた酢飯が粋だ。ネタは言うまでもない。抹茶プリンに小豆あん、柿とブドウのデザート。色も楽しい。特別な時に来たい店。

 ホテル近くに、喫茶モンテローザお好み焼き関東、レストラン笛園、パチンコ屋のモナコ。40年前の、学生時代の店が今も。何とも懐かしい。昭和通りの銀嶺食堂が閉まっているのはもう止めたのかな。夕食は突然ラーメンを食べたくなり何も考えず一蔵という初めての店へ。食べている時はまあまあの塩野菜。後味悪く止めればよかった。

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