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記憶

2月14日(土) 中学生の責任

朝:鮭、海苔、怪しい筋子、ご飯。昼:ミートソースのスパゲッティー。オヤツにジャガ芋のガレット。夜:立男が作った卵とじうどん。ママヨさん、夜学のレポート締め切り迫る。出汁と薄口醤油の案配が肝心。 朝一番の問答「今日は何の日かな?」。期待して待…

♪「幸せの黄色いリボン」

大学を卒業した頃、意味を知らずに何となく聴いていた。耳に心地よい70年代のアメリカンポップス。少し経って映画「幸せの黄色いハンカチ」のヒントになった曲と知った。何度も熱っぽくこの詩のことを教えてくれる友達がいた。山田洋次監督の映画が作られる…

常に初体験

老いるとはオイル(心身の)が枯渇すること、と故やなせたかしさん。上手いこという。地名や人名が思い出せないのは老人に普通のことだから心配する必要は全然アリマセンとも言う。「あれ、あれさ…、あれ、何のこと思いだそうとしたんだっけ」なんて笑う日は間…

青春のカバヤキ

70年代末期、立男20代後半の頃。絵でやっていこうと思った。夏休み、ママヨさんは子連れで実家に帰省し、立男は久しぶりの独身生活だった。寝食忘れ絵を描いた。布団背に眠たくなったら寝て、起きている時は絵だけ描いた。そのうち時間の観念も起きているのか寝…

モーニン

NHK「美の壺」で流れる印象的なジャズの名曲。故谷啓氏のひょうひょうとした雰囲気が「美」を身近に映していた。人間的に見せていた。人間的とは美的なことなのだ。老人にこそ美はふさわしい。タバコを買いに行って自分の家の帰り道がわからなくなったの…

一本道のバック

ほぼ「北の国から」みたいな地を訪ねる。ママヨさんが育った人里離れた北の開拓地。毎日1時間も歩いて通ったという小学校の跡地に開拓の碑が建っていた。そこから車1台やっと通られる坂道をしばらく登り、「ここに家があった」というところで停車。側の大…

探せない男

「見たいものしか見ていない」そうだ。ママヨさんの波風立男評。 捜しものができないのも、こんがらがった紐をほどけないのも、そのせいだと言う。少し視点を変えたり、辛抱したら解決できるのにそれができない。ものごとの中心だけを見ようとする、その分周…

続 夢の話

【前号から続く】 家でメダカを飼っている。昨年の8月から、径40センチ程の鉢で10匹。餌をやると緑の藻の隙間から顔を出す。同じ餌でよく飽きないな、何がおもしろくて生きているんだ。なぜ俺はこんな狭いところで飼っているんだ。運命みたいなのも時々思う…

春の夢

夜中に呻(うめ)いた、いや意味不明の言葉を喚(わめ)いた。朝、ママヨさんから「怖い夢でも見たの?」と言われた。寝る前、「あざとい」の意味を話題にしたから、それを糸口に夢になったのかもしれない。ママヨさんの耳には、誰かを真剣に叱っているように聞…

What going on

70年代初めに、こういう音楽メッセージが庶民に受け入れられていたのだ。米帝反対のデモ、神田川聞く下宿生活の時代に。海を隔てた国には、生活と社会と音楽をこんなふうにつなげる文化があった。今週のTV(夜遅いので録画デス)で。 誰にとっても青春時代は特…

ハイウエースター

ディープパープルだ。この疾走感!初級老人にも青年時代というのがあってこんなのをラジオで聞いていた。昨日の昼、「懐かしいの聞いてみる?」とママヨさん。一昨日の夜遅いテレビの録画らしい。ビートルズの立男でなくクィーンのママヨさん、ストロベリーフ…

贅沢な生活

【前回の「面接試験」から続く】前は、行きつけの居酒屋、寿司屋、ソバ屋、ラーメン屋なんかがあった。だいぶ前には、天ぷら屋、ウナギ屋なんかもあった。しかし今は、行きつけの床屋しかない。生まれ育った街には未だ「行きつけ」があり、昔と同じ味を楽しみ…

「面接試験」

【「ブラジル」から続く】立男が中2の頃、テスト範囲の教科書ぐらいならじいっと見ているだけで表やグラフもページ毎に一発で記憶できた。だがそれは、その時だけの、何かの間違いみたいな現象だった。その時の「やればできる」栄光だけが脳に刻まれ、大人に…

ブラジル

もう15年ぐらい前になるが、行きつけの喫茶店が3軒あった。日曜午前に漫画週刊誌を読む店、小児科医院に車で送り待っている間の店、夜に道草する店だ。週に1度、コーヒー代一杯分のお賽銭で「よく働いた。神様だってわかるでしょ?」を内心の声をささやかに響…

東京

画像は昔流行ったマイペースの「東京」。あこがれだった街、東京。大人になり何度も行ったけれどいつも遠かった。何気なく、「旅行 嫌い」で検索。好き嫌いには遺伝子が関係する、なんていう話が。 “旅好き”は「新奇性追求型遺伝子」の持ち主。新しい体験求…

「山菜天ぷら」の文章

久しぶりで、ブログUPの仕方忘れた(笑)間違ったのを消す仕方もsわすれた(笑)それで、ここに「山菜天ぷら」で書きたかったことを…と思ったが、少し時間が経って、何を書きたかったのかも忘れた(笑…えない!) うすらに覚えていたのは、トップ写真の説明をしよ…

今日の「CM天気図」から。

朝日新聞の天野祐吉さんのコラム「CM天気図」が楽しい。前から、この方の確固とした生き方や柔軟な考え方、とりわけ長生きするだけ楽しくなるような老人論が大好きなのだが、専門分野の広告時評にはいつもうならせられる。宣伝広告のあり方で「豊かな国」の…

スタンドバイミー 2

今日の夜、BSで14年ぶりに。鉄橋を渡る場面、終わりの方からだったが、息をつめて見た。先々週の朝日新聞、特集の今週の歌が「スタンドバイミー」、永遠の歌と映画なんだ。古くない、今日もそう思った。 去年の6月のこのブログに、スタンドバイミーのことを書い…

東京ガス:CM

東京ガスとコニカ・ミノルタのCMは、1編の短編ドラマ。時間長いから金持ち企業で無ければできないだろうなんて思う。企業が獲得したいイメージが明確に伝わる。そういう戦略や内容に好き嫌いはあるとしても。以前好きだった、缶コーヒーの宇宙人や白い犬…

巣立つ日まで

NHK 卒業式の度に、40年前のNHK「少年ドラマシリーズ」第1作目「巣立つ日まで」を思い出してきた。教師になってすぐ、慣れない教員生活で疲れきって住宅に帰りママヨさんと夕ご飯を食べながら見ていた。3人の男子中学生の友情が若い私に清新な勇気を…

「花の首飾り」

今朝の「天声人語」(1/13朝日)に、ザ・タイガース再結成のコラム。小遣い銭で初めて買ったレコードがザ・タイガースの「銀河のロマンス/花の首飾り」で始まり、「…団塊世代の同窓会が盛んと聞く。学年名簿に故の字が交じる60代である。戦後の起伏を越えて…

「僕のマリー」

昨年末、立男が中学の時の美術の先生から、立男作デザイン画が45年ぶりに送られてきた。当時の友人たちの分もあったのでこちらから一言添えて転送した。 さて、今朝の新聞。60年代後半の人気GS、44年ぶりの再結成ニュース。このこと自体、どうでも良いのだが、…

テイク・ファイブ

今朝の新聞に、ディブ・ブルーベックさん(米国ジヤズピアニスト)91歳ご逝去の報。全然知らない人。61年のヒット曲「ティク・ファイブ」の作曲家と書いてあって…「この人か」。ウールマークのCMが懐かしい。今、聞いても、何だか落ち着く。 ※7月4日付ブログ…

シルビーバルタンだよ。

通販で「THE BEST OF SYLVIE VARTAN 」やっと入手。小学校の時に、ラジオで流れていた8歳年上のフランスのお姉さん。「アイドルをさがせ」だよ、「悲しき雨音」だよ、「あなたのとりこ」だよ。哀愁の中で、少年時代の自分を探しているような気分。 ママヨさんに…

雨に濡れても

あと2週間で夏休みという7月中旬。この3日間、15度前後の寒さ。やっと暖かさが戻って来た。種から苗に育てた朝顔、雨にも打たれ続けもう駄目かなと思ったが何とかなりそうだ。生き物は見事にけなげだ。 今日の動画は「雨に濡れても」。1952年作映画の名場…

日曜夕方のテレビ

今は「笑点」、小学生の頃は「シャボン玉ホリーデー」が日曜夕方の定番テレビ番組だ。あの時代は夜9時就寝だったから、6時半ごろ終了のこれを見終わると日曜の残りは3時間を切る。ウルトラQ(武田製薬提供)→ポパイ(不二屋提供)→若い季節(NHK)で終わる休日…

スタンドバイミ−

中学の時の自転車旅行。よく親が許してくれたもんだ。旭川→増毛・留萌2泊3日。映画「スタンドバイミ−」や小説「夏の庭」の思春期男子のちょとした冒険に心うずくのはこの時の記憶のせいだ。野宿覚悟の旅の初日に無情の土砂降り、千円の旅費で昼に150円のラ…

http://booklog.jp/users/namikazetateo