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東京

広大な墓地のようなビルの街

 画像は昔流行ったマイペースの「東京」。あこがれだった街、東京。大人になり何度も行ったけれどいつも遠かった。何気なく、「旅行 嫌い」で検索。好き嫌いには遺伝子が関係する、なんていう話が。
 “旅好き”は「新奇性追求型遺伝子」の持ち主。新しい体験求め“冒険”のような旅を楽しむ人、自立していて頼もしい人格の持ち主、恋愛でも“刺激の強いもの”を選び、刺激的な異性に惹かれる「肉食系」らしい。こういう人に惹かれる人も同じタイプとか。

 “旅嫌い”は、「損害回避型遺伝子」なんだと。心配性で気が小さく、内向的。「旅行の何が楽しい?」と疑問持ち、自主的な旅にはまず行かない。身の危険を思うと、積極的行動取れず、「お金を使い不安になりたい旅行なんて理解ができない!」という。このタイプは、恋愛も安全志向。身近な異性が安全で、自分のプラスになると思うタイプ。断定は出来ないが「草食系」か。

立男は、旅先は睡眠不足で、やれ時刻表だ、切符だ、電車乗り換えなんかに拘束され、全てが消費的生活でそれが何だか落ち着かない。とにかく早く家に帰り、寝そべって本なんか読んでいたい。ただ、会いたい、見たい度合いが高ければ話は別。物見遊山、観光地は御免だ。行動面は「新奇性追求型」みたいだが、本質は「損害回避型」なのかもしれない。恋愛的には草食系でも肉食系でもなく、「魚食系」とママヨさんから。トドやアザラシが、一生懸命芸を覚え餌もらう必死さに哀愁というか、親近感覚える。
 子どもたちが遠くて暑い東京にいる。違うに決まっているけれど、立男には長い長い旅の途中に思えてしまう。今の立男も実は、旅の途中かもしれないのだが。

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