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かけがいのない人がいること【映画の感想】

アマゾンプライムで観た『幸せの絵の具 愛を描く人』が良かった。描かれている絵も素敵だった。カナダで最も名が知られている実在した画家を演じた役者が美術学校に通い描いたらしい。


映画『しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス』予告編


今年観た映画で一番心に残っているのは『道』(1954年 伊映画)。孤独で貧しい男と女が出会い一緒に暮らし始めるのは同じだが、幸せになれるチャンスをみすみす失ってしまうのと、幸せを作っていくのとの大きな違いがある。

 

もちろん、男と女は、さっさと別れた方が幸せ、一緒にいたら悲惨さだけが積み重なる場合もある。だが、地球上で自分以外の人間が誰も居なくなった時に切望することは、自分の隣に『かけがいの無い人』がいて欲しいと思うことだろうなあ。そんなことを思う、2つの映画の感想。

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