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季節

今年の梅ゼリー

今年は梅仕事をしない。梅仕事といっても、梅シロップと梅の甘煮限定だが、手作りウドンより歴史あり10年近い。波風氏単独の仕事でママヨさんは参加しない。定年退職後、買い物に行く機会増え店頭近くに並べてある青梅が妙に気になり始めた。尻のような面白…

椎茸万歳

貰ったのは確か2年前のはずのホダ木に、それはそれは大きな椎茸ができていた。明るすぎるとできないよと言われたので、裏返しにして外壁に立て掛け流木で隠したまま忘れていた。鹿よけ柵の材料選んでいたら奥に見慣れないカサブタ状の奇怪な物体。ズシリと…

ドビュッシー  月の光

高音質【Clair de lune−Debussy】ドビュッシー-月の光/CANACANA - YouTube いつ聞いても、忘れていた何かを思いださせるような曲。波風立男氏の内面を優しく撫でるようにおいでおいでして哀愁世界に誘う。会話少なく微細な日常生活と駆動するカブの緻密な表…

満月なんだって

今日は満月との予報。春の花咲く頃のそれを「ピンクムーン」というらしい。悩ましそうな月の夜(笑)食後忘れずに外に出てみよう。 晴れるけれど寒い毎日。冬タイヤも股引もまだ替えられないでいる。それでも気分だけは春を感じたくて雪で折れた裏庭の桜の小…

質素贅沢気分

気温6度でも風がないから春陽気。ミゾレ降る晩秋に植えたニンニクがかわいい芽を出してるよ。昨年の今頃もらった根付きの行者ニンニク(アイヌネギ)を植えておいたら似たような芽が出ている。小さな畑で質素贅沢な春の出会い。

外遊び近づく

まだ雪が残っているけれど暦も気分も春。今年は波風食堂でどんなふうに遊ぶことができるか見当もつかないが、少しづつ開店準備をしよう。天井の白木の柱を茶色く塗装したり、煉瓦の小道を延ばしたり、回廊の花壇に鹿よけの塀や扉を作ってみたい。 今日は、除…

青空続いて

雪も寒気も緩くほどけ始め、冬を生きる硬い緊張も柔らぎ辛抱もあと少しだ。はっきりした青空が3日続き気分が良い、永く鬱の気分を抱えていたんだなあ。 朝起きたら一面がキラキラした雪一色の風景に変わっていて、毎年興奮していた子ども時代。雪虫の頃から…

愛するアマリリス

今年の冬は、葉もすべて無くし当然に花も咲かず鉢からわずかに残った茎だけになったアマリリス。それも枯れてしまい、土中の球根に祈るほかなくなった。 家の植物は割合に長寿でベンジャミンは30年、パキラも25年になる。長寿の花はアマリリスだけだが、それ…

バレンタイン タラ

昨夜の暖気で屋根の雪ほぼ落ちて迎えた日曜日。買ってきた鱈を切り身にし半分を味噌漬け、残りは今晩のタラちり鍋。いただいたタラコとツキ蒟蒻で「子和え」。今日はタラづくしのバレンタインday。 雪の片付けしてから、本3冊と当地開催中のカーリング選手権…

落下と発掘の日

快晴につき屋根の雪降ろし。屋根にかけたハシゴに乗りスコップ振るい軒先付近落とす。屋根に登ろうとしたら滑り墜ちそうになり止める。すると、「登ってみようかな」とハシゴを押さえてくれていたママヨさん。 気持ちいいぐらい大きい固まりをどんどん落とし…

立春の今日

やっと除雪のブルトーザーが来てくれて、朝からひと働き。8年ぶりの大雪で、庭に積み上げた雪の山はどこから掘っても「かまくら」に。加えてマイナス14度。実に、「これが冬というものなんですよ、それが何か?」を肌身に厳しく教えてくれる今日。 家に戻り…

幸福な除雪

皮肉でも逆説でも認知的混乱でもなく、文字通りの意味。今日は朝から夕方まで三度の作業だが、夕食後もそうなるかもしれない。 ふと、除雪が出来なかったら不安かもしれないと思った。身体がまだ動くから出来るのだし、差し迫った心配ごとがないから窓から外…

今年、班長

自宅周りの一角21件に町内会総会の議案配り出席確認したり委任状貰ったりして歩く。21年ごと持ち回りの班長だから、「今度うちに班長の役目が来たら、人生最後のお勤め」と言う方もいて、波風氏に当てはめると90歳、ウワーッ ピンポーンと鳴らした時、「はあ…

今年の年賀状

元日に届いた分に返信の宛名書きする。中に、ポストに入れた音を聞いてから、添え書き忘れたことに気づいたと別便(日本民芸館の絵葉書、素敵)も一緒に届くのが。年齢も忘れたいとあり笑う。こんなに面白い方だったんだと何十年ヶ後の気づき。 氏名が難しい方…

年賀状をつくる。

いただいた賀状に返信するスタイルに変えてしばらく経つが年末の慌ただしさから随分と解放された。一枚一枚をきちんと見てからなにがしかの一言書いて出す。後出し賀状は失礼かもしれないが「波風氏はそういうスタイルの人」だと定着されてきたと思う。頂き…

ネギで決まり

外の用事から帰ってきたら郵便受けにネギ。波風家の 郵便受けは大きな赤く塗った木箱でそこに5束、遠目には洒落た緑を飾ったようだ。束にするビニールテープに秋田白神ネギとあった。 来年の波風カレンダーができた。毎年のことだが、もらった物を描いたイラ…

風船葛(ふうせんかずら)

今年はたくさん実をつけてくれた風船葛。随分前、ママヨさんが小学生から数粒の種をもらい植えるとかわいい風船が鈴なりにできた。それ以来の愛好者。細いのに強靭な枝、どんどん伸びて涼しげな木陰を作り、折り紙で作ったような可憐な風船(実)、そして黒地…

畑からの恵みで

以上、終わり😄

ネギ堀る ママヨさん

ハーブとニンニクとネギは自家製。網を張らなくても鹿は食べないから、彼らの食べ残しを食べてる感じ。強い匂いがお気に召さないようだ。その代わり、花や樹の新芽は好物らしく見事に平らげる。インゲンもそうで、背丈ほどの網で防御したつもりでいたら、網…

青い朝顔

朝顔が好きだ。朝だけのはかなさも、可憐な容姿も、混じりけない青色も。夕方、寸分の狂いなく巻き込まれた蕾を数えて明朝を待つのも楽しい。物理や数学の公式で説明可能に思える傘のほどけかかっている青と白が作る螺旋も得難い。 胃がん切除の頃のことを新…

波風食堂の前に

鹿の侵入防護網を張る。波風食堂の前に突然できた景色、何だか可笑しい。 青い朝顔、10個咲く。

芽の出る9月

来年はイチゴ植え付け予定の新設畑に、春の残りの種を蒔いておいたら芽が出た。草取りしたり、豆の添え木立てたり、鹿防護網張りを今年一番の暑い(26度)中で。当地は今月末には秋のはずだから、二十日大根、エンドウ豆、春菊、枝豆を口に入れられるがどうか…

風船葛が実る

玄関の風除室で風船葛(ふうせんかずら)が実る。ママヨさんがもらってきた数粒の種に魅了された15年前。それから毎年育て、欲しい方に苗をあげている。緑色のフウセンが茶色に変わったら種を採る。自然がつくる白黒のデザインがとても愛らしい。今年はいっぱ…

散歩の報酬

散歩の途中、歩道の脇で見つけた捩花(ネジバナ)。次の日に採取し移植。単品で生かすのは難しいようだが今朝見たらすっくりと立っていた。目を凝らして見ると、まぎれもなく蘭の姿形の小花が捻りながら咲いている。サイトで検索していたら、一鉢1000円(1本、…

花と蝶

本読んでいて開け放した窓の向こうに黒い影を感じた。鳥だったのかなあと思いながら花畑に目を凝らしたら、白い百合に止まっている黒い蝶。はあっ、と声が出て、急いでママヨさんを呼んだ。 ミヤマ黒揚羽みたいですね、昆虫図鑑で教えてくれた。何回も何回も…

雨の強い日

台風崩れの雨。午後は風もつくらしい。昨晩、鉢を避難させ、飛びそうな道具を仕舞った。ぬめっとした空気が覆う夜だった。 早朝、ラジオで近所の住宅街に避難勧告。注意しないと流れのわからない小川に氾濫の予兆あるらしい。ニュースで知る大水害と比べよう…

野の幸 野の人

赤いのは「ぐみ」。普通の3倍ぐらい大きな実。甘酢っぱくて少しエグミ。小さくて黒いのは「黒うすご」。1日置いたら甘くなった。やっぱり酸っぱい野の実。つぶすと真っ赤な汁が。ふたつとも、素朴でどこか懐かしい味でかすかに尊い香りする。 前に話を聞い…

苗植える

朝顔と風船葛など、種から苗に仕立てたのを鉢や畑に植える。苗を買うこともあるが、種から双葉が出て本葉に育つ過程が好きだ。今日はどうかと苗床を見に行き水やりするのが初夏の楽しみ。花はもちろん素敵だが、ぐんぐん成長する若葉に命の不思議を思う。こ…

いつもの春

いつものように、朝食は珈琲を準備して。食後は、果物+シリアル(ずうっと「こんがりブレッドシリアル」)+ヨーグルトで。朝のうちに新聞を読み終わる。 今日は、花畑の苗床つくる。波風食堂の格子に這わせる朝顔の種ももちろん植える。10度越えない外気で種たち…

再生する春

大根の頭から大根の花芽。ぶり大根で使った切れっ端から。花の周りを紋白蝶翔が翔ぶのを空想したりして楽しい。 東京へ行った子に便り送り、金沢へ行った子から便り来る。

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