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青空続いて

雪も寒気も緩くほどけ始め、冬を生きる硬い緊張も柔らぎ辛抱もあと少しだ。はっきりした青空が3日続き気分が良い、永く鬱の気分を抱えていたんだなあ。

 

朝起きたら一面がキラキラした雪一色の風景に変わっていて、毎年興奮していた子ども時代。雪虫の頃から待ち望んでいた冬景色外、春夏秋冬で冬が一番好きだった。それが、雪降る前の鉛色の空にかすかだが心細さ不安さを感じるようになったのはいつからだろう。雪が降り始めると気分が落ち込むという人と話をしたした時に自分それと違うなと思ったのを覚えているから、それほど前ではない。その人の冬の感じ方を今ならわかる。

 

今年の春はいつもより嬉しく、この冬を「生きたのだなあ」と思う。

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