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孤独の時の本

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『理想的本箱 君だけのブックガイド「ひとりぼっちの孤独を感じたとき」』(NHKEテレ)に読んだら良いと3冊紹介、熊谷守一画文集『ひとりたのしむ』と松本大洋作『Sunn』は家にありホーっと思った。孤独とつながる感想が無かったからだ。逆に、人は周りに支えられて生きている記憶が残っていた。TVの選書家もそのことを言い、そうだよな孤独になるための本ではないものなと思った。

 

ママヨさんが「好きだな、こういうの」と画文集を開いていた。マンガの波風氏は、「まったく覚えていない」ことに驚いた。絵に記憶があって話にないのだ。すべてのコマが心の襞を柔らかく刺激し、その感覚が残っていた。読み始めて1巻目の途中で栞挟んで閉じた。今度は、話の方も丁寧に読んでみようと思った。

 

 

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