カウンター

メモも味の一部

ピザソース、冷やし中華たれ、丼つゆ、豚丼たれ、本返したれ、八方美人たれ、練乳、ゆず味噌、白身魚味噌漬けだれ・・・・。主でなく従の調理レシピを清書した。新聞やテレビからメモして実際に何度も作り、実践通じて残った調理指南書。朱書き訂正もしているので波風氏にはとても貴重。

 

今朝、餅を薄切りにして溶けるチーズを乗せピザソース塗り、その上に玉ねぎとピーマンとハム(サラミきらしていた)、ピザ用チーズかけてフライパンで焼く。これに珈琲で朝食。腹持ち良く、餅のパリパリ感が秀逸。決め手はソースで市販品より間違いなく旨い。「今すぐ必要」なレシピは、雑多なメモ用紙に乱雑な字で書かれ、ところどころに醤油や油の跡が滲んでいた20枚。10年以上前のもあった。

 

清書したら、何て言うのかなあ、味気ない感じがした。味は良いけれど汚ない店がリフォームされたとたん足が遠のく経験を何度かしているがそんな感じ。あの味は、「あの色のあの大きさの紙にあんな風に書いたメモ」とともにあったんだなあ。

http://booklog.jp/users/namikazetateo