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読書の理由

物語で感情を解放し自由に夢想する。説明文で未知の事実や考え方に出会い意識を研ぐ。それだけでは埋まらない穴は漫画や詩で埋める。

 

現実世界からちょっと浮遊する楽しさ、現実世界の知らなかった価値を掘り起こす面白さ、それが読書。小説とその作品論・作家論の両方を楽しめるのも読書の深さ広さ。歯応えあるのとないのとあっての読書。

今、黒川創著『鶴見俊輔伝』(新潮社)読んでいる。この哲学者の考え方、生き方、そして文章の綴り方をもっと知りたいと思っていた。分かりやすく詳細な評伝を手にできて嬉しい。取り寄せてくれた市立図書館万歳😄

 

自分はまだ世界に対して興味があり、自分は何者なのかを意識し続けているようだ。だから、ワクワクしながら本を開いているのだろう、と波風立男氏は思うのであった。

 

 

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