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どんな時も どんな時も

美味しいご飯50、セックス100、マリファナ500、覚醒剤1000。依存症克服のボランティアに関わったことのある人が教えてくれた『快楽度』。意識の力で薬を辞めるのは至難だ。昔、50円しかなくて50円の煙草と35円のウドン(小さなかき揚げ入り)のどちらかを選ぶ段で迷わず前者にしたのを思い出した。

快楽度の高さは、意志の力で止められない度数。あの時、煙草『いこい』の快感度60ぐらいかなあ。

 

覚醒剤で再逮捕された歌手のことを聞いたら、「辞める途中の出来事ですね」と言い驚いた。芸能人は孤独でストレスが多い、日本は依存症から立ち直る社会的体制が実に不十分ともつけ加えた。また、売人はみんな貧乏人で手っ取り早く金を得られるし、薬も随分安くなりSNSで取り引きされているから予想以上に広がっているらしい。

 

裁く側だけでなく、依存に絡めとられている側から考えてみることを、教え子から教えてもらった土曜の昼。

 

 

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