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焼きおにぎり餡かけ

焼きおにぎり餡かけ(蟹入り)

 まずは握り飯。具は入れた方が楽しい。立男は梅が好みで、次いで鮭、そして鰹だ。ストーブに網乗せじっくり熱くしてから、握り飯を焼く。米粒が網につかない技。表面きつね色になるまで待つが肝要。醤油や味噌は塗ってはいけない。せいぜい塩だが、不要といえば不要。多く作り冷凍しておくと何かと便利だ。
 そして、味を決める餡づくり。「餡かけ」だから中華みたいだがあくまで和食。鰹と昆布で本物の「うまみ」を味わう一品。この出汁忙しいと手を抜くが、続けると化学調味料入りの市販品は食べられなくなる。返しの「八方美人」(鰹+味醂+醤油)とともに、家庭和食の最強武器だ。
 先ほどの出汁の味つけは、まさに「手塩にかける」塩だけ。とろみを澱粉で。これだけで、いやこれだけだから誤魔化しようのない優しい味ができる。薬味は、三つ葉がよいが、無ければネギも可。今回は、隣からいただいたズワイ蟹をあしらう豪華版。乾燥ホタテを水で戻して使っても面白い。寒い時に、このシンプルな熱々を食べていると何だかほっとする。

 昨日からの雪は、根雪の一番底になるようだ。特定秘密保護法案国会成立の記事。同じ新聞で、マンデラさんの軌跡と言葉を新聞で丁寧に拾う今朝
 

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