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「会う」という本気

細い麵が冷やにあう

日中9℃、ストーブいらずの快晴、雪融ける。森友問題の国会喚問、答える方は予想通り、質問側のレベル見事にわかる。
昨日作ったうどんが細かったので、昼は「おろしうどん」。角ある麵幅3㎜が目標だな。出汁(昆布+いりこ+雑節)に本返し(味醂+砂糖+醤油)をカケ汁にして。

波風立男氏が体験的に獲得した人生哲学の一つに、「会いたい人に会いに行くのはとても勇気がいるが、その体験に無駄は無い」というのがある。人間関係の発展編では無く、入門編だと思う。自分の転機に必ずこうした出会いがあった。奇跡のように向こうから来ていただいた場合もある。始まりが「会うこと」で今も忘れがたい人というのは、老若男女、生死の区別も無い。相手に特別求めることもないし、長く会わなくてもてかまわない。知りあえたことが幸福なのだ。こうしたことが誤解だって全然かまわない、こういう人間関係を信じなければ人は生きていくのが難しい。

昨日、若い人との食事に誘われたが都合が悪く断った。その折り、連絡してくれた方に「自分が本当に会いたいのなら、その人に自分でお願いをするのがとても大事なことですよ、と伝えて下さい。都合で行けないがご盛会を祈ってます。」と伝言をお願いした。
「会いたい人に会いに行き、会って欲しいという人に会える」のが波風立男氏の考える『幸福な暮らし』だ。郵便受けに、封書2通、ハガキ2枚。物理的に会えないが、言葉で会っている人たちから。 

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