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5月22日(日)楽しい休日

「知性とは何か」を思う

 全一日、無風快晴。朝:塩パンに熟れたアボガドとマヨネーズで作ったディップ塗り、レタスと胡瓜とハムのサンドイッチ。それと野菜スープ。食後にプカフェオレ。昼:オムライス(昨日、ちゃんと作りながら珍しく食欲無く半分残した…極めて珍しい)、シークヮーサーの炭酸割り(氷砂糖で作った氷水用甘味料入り)。夜:天ざるそば。タラの芽とイカの天ぷら。日曜の『食』、これ以上望むと天罰があたる。


 文字通りの日曜大工。朝10時から16時まで。物置改造した時の材で、花壇用の苗床作る。4月購入の『スライド式丸ノコ』の使い初め。その威力に感嘆。丸ノコやジグソーで面倒な直角切断が正確に一瞬で。ワオーッだよ、妄想が次々に…。イスだろ、テーブルだろ…。大谷2勝目、作業中にラジオで。

 夜は寝そべってテレビ。女子バレー(オランダ戦)、錦織テニス(全仏1回戦)の後で、昨日録画しておいた『海街diary』(是枝監督)観る。「あの漫画のあの空気をこう撮るのか」と思った。よかった、昨年、映画館で観なくて。漫画と映画は別物だし、よく出来ている映画だが。

 内容というより、明晰な文章に惹かれ、110円の古本「妻と私」(江藤淳著:文芸春秋)を毎食後に読んだ。この評論家のは20代の大江健三郎論以来。「突然何の前触れもなしに一種異様な感覚に襲われた。自分が意味もなくただ存在してるという認識…このままでいると気が狂うに違いない」(作者「あとがき」)を読み、『意味の無い人生』という言葉について考える。生きる目的が見当たらない人生は生きる価値が無いのか。そんな馬鹿な。

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