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「オシャレ」という言葉

「オシャレな〇〇」とか「それはオシャレだ」なんて言葉は、ずうっと衣服の素敵さを表すと思っていた。それがある時から、形ある他のものに使われ始め、老人は(波風氏のこと)どういう意味なんだ?と混乱した。「ヤバイ」は超強調の褒め言葉だが、オシャレという形容動詞はそれと違って言葉そのものに強い肯定があるようだが、意味も用法も未だに不明。

 

波風氏の独自解釈だが、詩的情緒を醸すモノに使うとすれば面白い。「詩的」は言葉に出来ない感情、いわゆるセンスだからお金や身分なんかに関係がない。手近な文房具や生活用品、もちろん車や衣食住まで範囲はあらゆるものに及ぶ。詩を感じるのなら、モノだけでなくヒトもコトも当然あるわけだが、感じた者勝ちの世界。

老人は、「これオシャレだなあ」と言いたい時があっても、若者の真似というか媚ているようで「センスあるなあ」までで口にはしない。

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