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老後が終わるまでに

昨日、後輩と話をしていて、「老後の暮らし方は歳をとったからそうなったというのではなく、もともとの生き方が老後という段階が来たので隠しようがなくなっただけ。誰かの期待に応えるのが自分の生きがいみたいな、世間に愛想良くしてそれなりに評価されていても、それが何かの拍子に突然ほどけたら何をしたらよいか分からなくなる老人は多いかもなあ」と思った。
仕事以外に何をしたら良いか分からない人は人生最後まで働いたら良いし、もともとしたいことがあるのなら退職バンザイなだけなのだが。
こう考えると、老後を渡るのは勇気がいるというか、覚悟が必要。何よりも「自分はどんな人間なのか」を見極める眼力が。いずれにしろ、人生最終段階の自立機会だから後悔無しでやりたい。
波風氏は老後真っ最中だが、心のどこかに「老後が来るまでに〇〇をしておかなくては」なんて思いがある。老後が終わるまでこの思いは消えない気がする(笑)終わったら間違いなく消えるね。

 

似た話で思い出すのは、酒を飲んだら人が変わるというけれどもともとの素性がただ酒であらわになるだけという真実。

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