カウンター

早く70歳になりたい

今朝、3つ咲いたよ

朝から暑く夜が寒い。蠅も蚊も蝉もいない不思議な8月。青い朝顔が咲くとやっぱり夏は今が盛りなんだと思う。

本物の年金生活者になり10ヶ月。給料生活時代は何てありがたかったのだろうと思う波風氏。だが、日々の暮らしの中に遊びや喜びを見つける今がいつの時代よりも機嫌が良いのを実感する。第一、怒ることが無くなった。相変わらず気は短いが我慢できるようになった。人はいつでも発達できる(笑)

それでなんだが、わがままいわしてもらうと、早く70歳になりたい(笑)。中級老人(65〜75歳)になったばかりでなんだが、全然老人になった気がしない(笑)。66歳は、四捨五入すると70歳だが、退職の尾が未だ残っている気がして、老人見習い感がぬぐえない。「早く大人になりたい」とタバコ吸う中学生に似て、「早く渋い老人になりたい」と思うのだ。テレビに映る中年男性の年齢を見て「俺と同じなのにこんなにくたびれているのか?」と思う。波風氏は外出が減ったので自分を鏡に映すことも無くなった。だから、自分の客観的な姿を学ばない。波風氏は、あちこちが痛くでも、糖尿病でも、早寝4時半起きでも、自分が確実に老いてきているのを感じていないのだ。精神と外見(肉体じゃないんだなあ)が若く、年齢だけが高齢者なんていうのが理想だ。

今の生活は老人見習いの研修みたいなもんで本格派老人とは大きな差があるだろう。だが、70歳代でも今と同じにやっていたら、「俺も意外にやるもんだなあ」と自分を褒めたい。70歳までの3年少しを本格派に向かう修行と思えばなんか楽しい。10代、20代、30代、40代はそれぞれに思い出があるが、60代後半も前半に続いて強い印象が残りそう。


※画像は今朝の玄関前。昨日、向日葵、露草、桔梗も咲いた。気温や湿度よりも、花で季節を感じる。

http://booklog.jp/users/namikazetateo