理由不明だが、親戚から生豆の珈琲が一昨年届きどうしていいかわからないので冷凍庫の隅に放置しておいた。溜まっていた用件もだいたい済んだので、気まぐれで標記の運びとなった。燻製用にと買って使わずこれまた放置の金網ザル(百均)2個で簡易焙煎器作り携帯ガスコンロで恐る恐る煎ってみた。
このぐらいの色かなあ、なんてやっていたら、それなりの香りが漂った。チリチリと豆の皮が飛び散るのが難だが、「自分が珈琲の味わいに参加している」感が湧く。熱いのを新聞紙に広げ団扇であおいで急いで冷やし１日おいた。今朝ドリップしたらちゃんと膨らみ、すっきりした酸味の一杯ができた。「飲めますね」とママヨさん。
朝顔にあいさつしに外へ出て、作業で使った波風食堂に風を入れに行ったら、香ばしい薫りが残っていた。
