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『うどん』のある暮らし

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月に3~4回ほど、うどん打つ。1回に1キロの粉で1.5キロの麺、約10人分。今日も朝7時から11時までやっていた。
波風氏のエライところは「こんなもんだべ」と作り、初めっからお客さんに食べてもらって試行錯誤を重ねたこと(笑)。自慢じゃあないが、『波風食堂(ごっこ)』開店の年(昨年)まで、うどんなんか作ったことが1度も無い。「退職したらウドン屋やります」と思いつきで口にしたから、それまでの澱粉混じり冷凍うどんを止め、手打ち一本やりの人生を歩むことになったのであった。後戻りはないと思う。味も歯応えも全く違うから。

 

ウドンは作るのが楽しい。同じくらいの頻度でパンを作るママヨさんに作る理由聞いたら同じことを言っていた。
作れば作るほど奥の深さ知るウドンだが、一定の完成度で『かけうどん』ができるようになると、食い意地は一気に花開く(笑)。この10日間で、『鍋焼きうどん』、『ざるウドン』、『かき玉うどん』を作り食べた(鍋焼きは3回)。飽きないだけでなく、ウドン種を冷蔵庫から取り出し麺切りして茹でる、この手間が波風氏の大事な修行。段取り・手順に無駄がなく、身体が自然に動くようになるのが嬉しい。完成と同時に片付けを全て終わらせる、この時の気分の良さといったら。自分の格が相当にアップした感じ(笑)。口先でなく身体を使って暮らせる技術を持つ人=人格者の資格ありだと波風氏は思う。

 

明日、今年の波風食堂(ごっこ)最後の開店日。鍋焼きうどん、玉子プリンと波風珈琲。胡瓜と人参の浅漬けを付け、焼いた草餅はお好みで。

 

※画像はイメージ。ほぼこんな感じ。牛蒡と人参の掻き揚げを皿に載せて出す予定。

 

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