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日常茶飯という幸せ

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辞書では、普通のこととして毎日のように繰り返し行われていること、何も珍しくは無いことと、『日常茶飯』の意味。
老後生活は、ご飯を作って食べ食器を洗い、時々お茶(珈琲)を飲む繰り返し。温かい日は外に出て土や木をいじり、雨の日は本を読みテレビを見て、寒い日は雪掻きをして甘酒を楽しむ。春夏秋冬の違いあっても「茶飯」は途切れない暮らしの根幹。いや、茶飯あっての暮らしだと実感するこの頃。

昨年秋に東京で観て昨日また当地で観た映画『日々是好日』。樹木希林演じるお茶の先生の「こういう繰り返しが幸せというものかもしれませんね」という言葉、前よりすとんと落ちる。
快晴だが風強く畑仕事に難渋する今日。午後の波風食堂で珈琲淹れママヨさんと飲む。

新潮文庫日日是好日』でお茶の先生の言葉は、「毎年毎年、同じことの繰り返しなんですけれど、私最近思うんですよ。でもこうして毎年、同じことができることが幸せなんだって。」となっていた。

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