カウンター

13桁のお歳暮

太平洋を越えるお歳暮

晴れの21日。21日と言えば給料日。習慣とは恐ろしいもので、貰わなくなって久しいがワクワク感は思い出せる。大きな紙パッケージのアイスクリームや苺のケーキを買って帰ったりしたなあ。現金の給料袋だったし、年末の「賞与」がとても嬉しかった。

新聞に、今後5年間の防衛費27兆円、史上最高金額の記事。ほぼ、先進国中最下位の教育予算(年間で約5兆円とちょっと)と同じ。『教員=ブラック企業従業員』が国民的に認知されつつあるのに、絶対に教員増も残業手当も出さず、どんな無駄遣いするのか、計算機持ち出して読む。

戦闘機142機で1.600.000.000.000円(あえて、「0」を並べてみました)。新聞にあった、1機153億円×105機+198億円+42機の単純計算を、家の計算機でやってみる。しかし、8桁しかない悲しさ、結局は鉛筆なめなめ筆算となり、出た数字を信用できずママヨさんに応援頼む。辺野古の工事代が約2兆円(沖縄県概算)といわれるが、百万円単位までなら生活費と対応して想像できるが、それ以上になると「へーっ、そんなもんなんだ」とは思うが実感は湧かない。ちなみに、今年度の国家予算は97兆7千億円。こう言われると、防衛費の異常さはわかる。

史上最高になった現在の防衛費の理由が、北朝鮮の脅威。だが状勢が大きく変化してきた今、新しい防衛予算の理由が全くわからない。ただただ、米国大統領に桁外れのクリスマスプレゼントというか、お歳暮送る我が国首相の愚かしか浮かんでこない。こんな国のリーダーが、そんなのを選び続ける国民が、世界中から馬鹿にされ敬遠されていくのは嘆かわしく悲しい。

画像は、昨日12/20の朝日新聞の漫画『地球防衛家族』から。一発でことの本質を教えてくれる。

http://booklog.jp/users/namikazetateo