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文通の人

散歩の途中にポストへ

ちょうど20歳年下の女性と文通している。メールで無く万年筆で。「メール送りたい」と言われたので「嫌だ」と言ったらそうなった。彼女のは鉛筆の時もある。誤字脱字に注意しているのがわかる。一ヶ月に一往復ぐらいのやりとりだが、彼女からのは少なくて便箋5枚ぐらい、多いとその2,3倍になる。収納ファイルを作った。

最初にさらっと読み、次に詳しく読み、返事を書く段で正確に読もうと心がけている。人生を裸で晒しているような文面。あっと思うことをサラリと書いているので疎かには読めない。手紙の前後で直接電話が来ることもある。「荷物送ったけれど手紙入れるの忘れました」なあんて。若いからだろう、流れている時間が違う気がする。「待てる」ようになった老人の波風氏と「今言わなければ」の若さの違い。ママヨさんも読む。いつも、「返事が難しい」と言う。それは波風氏も同じなのだが、何だか不思議な人間関係だ。ずうっとずうっと昔、たった1年間だけ国語を教えた先生と生徒なんだが。

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