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忖度の昼飯

鮭、海苔、ポテサラ、汁物

「この私に家事をやれと言うんですか?今、鮭を焼けと言うんですか?」と、怒りのママヨさん。後10分で炊き上がるご飯のスイッチは、書きもの仕事していた立男氏が、「言われた通りやってあげたぜ」と男尊女卑的な心が言わせた。これで、昼飯前の空気(「食う気」でもある)が一変した。

まだ、背面従属的だが「申し訳ありませんでした」と即謝り、そそくさと鮭を焼いた。「これは海だから、身の方からだな」なんて考えながら。海苔を炙って手頃な大きさに切ったり。今日のママヨさんは、午前中が体操教室で午後も一仕事だったなあ。1週間で一番疲れる曜日だったか。自分の仕事にかまけると、必ず共同作業の家事は負担が相手方に向かう。昨日2時間の除雪と今朝の朝食は俺がやった、は全然通用しない。何しろ、毎日が日曜日の立男に比べママヨさんの方が社会的に忙しい。老後とは、相互忖度の家事手伝い(「手伝い」が間違っている)ではなく、完全共同作業と思うべし。昔は昔、今は今。それにしても、「この私に〜」発言は、共同生活開始40数年で初のお言葉。コワーッ

※表ブログの美味しいパンはネットで調べると、札幌発寒の「おかめや」の高級パン。珈琲は、同じ札幌の「豆工房 コーヒーロースト美香保店」焙煎の品。珈琲焙煎の店にぴったりだね。「美しい香りを保つ店」かあ。

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