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生き続けること

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高校の担任の先生が88歳米寿を迎え、半世紀近く前に卒業した教え子たちが集まり祝う会。何年経っても、先生は先生、教え子は教え子を実感。得がたい先生は、何年経っても子どもたちのことを公平に記憶し、仲の良さを自分の幸せとして喜んでくれる。同日昼、中学時代の恩師宅にも立ち寄る。この、時々会いたい『先生』たちと若い日に巡り会わなければ今と違う人生だったろうと思う波風氏だ。間違いなく教員という仕事は選ばなかったね。

全員男子47名の理系クラス。持ったクラスの中で一番個性の強い人間の集まり。そして一番仲が良い、と先生。会社役員の多いクラスだが、今年から年金生活に移行する者も。フルマラソン、100キロ歩き、四国88ヶ所自転車巡り、全道展出品、蕎麦打ち段位など、それぞれが何かに挑戦中。やっぱり、ピアノ習おうかな。

高校のクラスは既に5名亡くなり、座間のおぞましい殺人事件のニュースも目に入り、「生」ではなく、納得の「死」を考え始めた自分に驚く。そんな中、漫画「はっぴーえんど」、対談集「人生の基本 佐野洋子×西原理恵子リリー・フランキー」を読む。好き嫌いあるだろうが、西原に深く笑う。 

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