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あっ、和田勉。

元NHK元NHKディレクター


元は美しかっただろう花鉢。枯れた茎だけの無残な姿を前に「あっ、NHKの和田勉さん!」とママヨサン。「うまい」、座布団あげて山田君(笑)花は散っても笑いを残す…ってか。

34度あった旭川の墓参りから帰り、ストーブで暖を取る8月の今朝。取り置きの新聞読む。「高齢者がん治療 抑制傾向」、「がん生存率 微増65%」(8/9道新)の記事。『高齢者』の文字を目にすると読まざるを得ない(苦笑)まして一面トップだし。

「早期の胃がん 85歳以上の2割が痛みを和らげる以外に治療無し」の記事。波風氏が驚いたのは8割が治療の事実。この治療とは、胃切除しか考えられない。波風氏は58歳で早期胃がんを発見してもらい、「取っといた方が良いですよ」と言われて「もちろん」と切ったが相当応えた。だから、85歳以上で決断(この年齢で本人承諾無しに家族が判断はあり得ないだろう)しの事実に驚く。俺ならどうする…その時にならないと何とも言えないが、「痛みに対する治療以外はしないで欲しい。思っていた以上に生きられましたし」と言って済ませたい。たぶん。

さて、和田勉さん。PC検索で、食道上皮がんで2011年ご逝去(享年80歳)、78歳でがん告知され、覚悟を決め手術や延命治療を拒否。「もう十分、仕事をやり切った感じを持っていた」と周りの評。幸せな最後だったのだろう。今春から中級老人の波風氏、身近で逝く方多くなり、自分の末路を思うにつけ、ここらが人生最終時点の自己評価の肝だろうな。

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