カウンター

嘘つきの顔つき

信念ある嘘つき顔

 雪降りー5℃ぐらいになるはずの予報、一昨日から今までは曇り・晴れ・時々小雪。大好き、こういう外れ。昨日は朝から風呂に入り、プリン作り、ゆったり過ごす。本や書類の整理ぐらいなのに研究室の引っ越し、たった2日間で意外に疲れる。これでは雪解けからの大工仕事が心配だ。

 嘘つきの大先輩を知っている。顔つきは善人、目つきが謙虚そう・信念ありそうに映るのは、嘘や中身の薄っぺらさを知られたくない一心さからで、身近に接し正体知らなければ今はやりの「もう一つの真実」に騙される。一緒に働いたことのある同僚にばれていても平気なのは、まだその嘘の通用する別の人間関係を持っているという不遜さと、自分の嘘を自分で信じる身勝手さ、けた外れの自己顕示欲のせいだろう。ここまで嘘つきなセンセイは珍しい。
 信じがたいが、別人の業績を自分のにすり替え、嘘の本を出し講演行脚までして稼いでいる。これを見て見ないふりする周囲も周囲だが、「まさかそんなこと」という教育者の良心というか、そんな悪行に目を背けてしまう善意と常識にまんまと漬け込むのだ。やれやれ。

 話題の某学園理事長を見てピンときた。顔つきが同じだ。結婚詐欺や保険金詐欺のたびに嘘つき大先輩を思い出していたが、教育詐欺というのもあるのだ。尊敬するお坊さんに「宗教者(聖職者)の資格とは何ですか?」と質問したことがある。即答だった。嘘をつかない人だって。

http://booklog.jp/users/namikazetateo