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「シュプレヒコール」で。

namikazetateo2018-05-01

表ブログで『シュプレヒコール』という言葉を使い、中島みゆきの歌で「♪シュプレヒコールの波」の一節を思い出した。前後の歌詞も、全体も、曲名もわからない。この歌手が大好きなママよさんに聞いてもわからない。だが便利な時代。スマホ検索で一発回答。『世情』っていうんだね。このインパクト。歌詞=言葉が聞き手それぞれに鮮明なイメージを与える。ある者には高揚感、ある者には敗北感、そして、ある者には連帯感、ある者には孤立感が。半世紀近く前、こんなふうに社会と切り結びひたひたと感情に分け入ってくる楽曲があったのだ。


世の中はいつも 変わっているから 頑固者だけが 悲しい思いをする 変わらないものを 何かに たとえて その度 崩れちゃ そいつのせいにする シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため 世の中は とても臆病な猫だから 他愛のない嘘を いつも ついている 包帯のような嘘を 見破ることで 学者は世間を 見たような気になる シュプレヒコールの波 通り過ぎてゆく 変わらない夢を 流れに求めて 時の流れを止めて 変わらない夢を 見たがる者たちと 戦うため【『世情』作詞・作曲/中島みゆき】 ※ドラマ 3年B組金八先生 (第2シリーズ)

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