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9月11日(日)秋晴れ日曜

 朝、新聞を取りに玄関へ行き、秋晴れにつられて外へ出て、深々と冷たく湿った空気を吸い込む。夏が終わった静かな日曜日。長雨で朝顔の葉は落ち、それでもけなげに青いのが10個咲いている。玄関の明り取りの窓に置いている含羞草が12個咲いてくれた。小さな桃色の玉、幼く、はかなげ、何て愛らしいのだろう。ママヨさんが、「こんなことしている場合でない」と言いながら、鉢を居間に持って来て昼からずうっと大きな紙に描いていた。立男は「こんなことしている場合でない」と言いながら、自分の部屋を片付けた。やらなければならない仕事は他にあるのに。


 茨城の知人が送ってくれた新米を、別の知人からもらったシシャモで食べる。ご飯は茶碗に一膳、食パンなら1枚と決めて随分になる。珍しく「もう少し食べたいな」と思いながら、皿に残った魚を見ると、何だか面白い顔をしている。小さいくせに、背筋を思いっきり伸ばし反抗的な顔つきで反り返っている。「わかった、わかった」という気持ちで絵にする。側にあった赤い箱の蓋にクレパスで。描いている途中、紫の茄子、緑の葉物があれば面白い、と思い2枚描く。昨日の公式ブログにUPしたのがもう一枚のそれ。

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