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7月12日(日) 嫉妬の話

これより豊かに咲きました!

 朝から20℃越える。青い鉄線30個咲き、葉が見えないような盛り。都忘れは花の真ん中が膨らみ青い花びら散り始める。菖蒲も終わり。紫陽花は開花準備中。梅ゼリーと蜜柑ゼリー各10個作り、半分人にあげた。まあまあの出来。

 夜の会話のお題は「嫉妬」。たまたま見ていたテレビから。立男はこの感情が今ひとつわからない。「それまでいだいていた優越感・愛情・独占感が突如他にしのがれるようになったことに気づい時に感じる、ねたみの気持ち、ジェラシー」(新明解国語辞典)と辞書に。やっぱりわからない。よぽど暇か、自分は優れてると思ってる人特有のものなのだろう。

 目の前の難事を早くどうにかしなくてはならないのに精一杯で、自分が誰かに「しのがれる」かどうかをかまってる暇無かった。立男の人生というのは、運と偶然で必ずよくできる人・よくわかる人が困った時に寄り添ってくれて何とか帳尻をあわせてきた。幸運としか言いようが無い。
しのいだ、しのがれたと思う人は、そんなことと縁遠いはずの教育業界にも意外に多い気がする。上からの競争と自己責任の押しつけで自分の順位を気にせざるを得なくなるのだろう。「周りではなく、自分に光をあてたがる校長先生」のを最近聞いた。嫉妬と根は同じ自慢話、こういう「しのぎ」は周りが疲れるね。

 さて、交際歴もうすぐ半世紀のママヨさんに、「俺に嫉妬というのがあったかな?」と聞いたら、「そんなものあるはずがない」と言われた。何だか馬鹿にされたようで「真面目に考えろよ」と言ったら「自分が一番エライ人に嫉妬なんかあるはずない」と突き放された。え−っ、ふーん、なんてと考えていたら、「俺には嫉妬がわからない、なんて外で言っちゃあ絶対に駄目ですよ」と釘を刺された。それは「私は偉い」を公言して回ることに等しいらしい。ではママヨさんのそこらの事情はどうなの?って聞いたら、「顔には出さないけれど、どうせ私なんか、といつも心で泣いてます(笑)」と言う。理由を聞いたら立男には下らないことばっかり。嫉妬というのは…たいしたもんでもないね。

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