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猛吹雪の夕餉

波風家のとほぼ同じ感じですね。

 にしん蕎麦つくる。3日かかった。堅い身欠き鰊を米のとぎ汁3回替えて3日間。それを番茶で約1時間煮る。つきっきりで灰汁を取る。生臭さ消え柔らかくなる。さて、ここで迷う。料理本には酒・味醂・砂糖で2時間煮るとあるが、それでは間違いなく堅くなる。さあ、どうするか。箸で触れると崩れるような鰊にもしたいし、この煮汁が鰊蕎麦の旨さ、出汁にもなるからだ。紙の落とし蓋で慎重に煮込む…堅くなりそうなところで火止める。やっぱり堅くなったが許せる程度かな。今度は圧力鍋で挑戦してみよう。
 昆布出汁つくり、小鍋の鰊と煮汁に加え、茹でた蕎麦にかける。三つ葉と茹で卵(これが実に合う。縦に半切り)添える。小皿に多めの刻葱。昆布だし除いた同じ材料をご飯に載せる「鰊丼」も美味い。

 昨日の吹雪の後始末で約1時間半の除雪。昼は握り飯1個。オヤツは、知人が送ってくれた酒粕でママヨさん作った酒まんじゅうと甘酒。早めの夕食に鰊蕎麦。鰊は「鯡」とも書くが、波風家はこの魚が大好きなので、鰊蕎麦はご馳走だ。食後、韓国ドラマ見ながら年賀状の宛名整理する。風の音は止んでいた。

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