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朝ご飯

旭川の醤油

 夜に小説「朝ごはん」読み、朝に朝ご飯を撮る。
下の画像、左上の小鉢は例のきつねうどん用に炊いた厚揚げの残り汁で仕上げたジャガ芋の煮っ転がし(2人前)。真ん中の四角皿は、タコ漁の餌になるはずだったサンマ使った梅煮。圧力釜で骨ももろとも。右上豆皿は、蕪の甘酢漬け。材料シンプルだが奥深い。京都千枚漬けは礼文島香深産の昆布しか使わないらしい。これは稚内宗谷の利尻昆布だが今や貴重。下は左からシラス干し散らホウレン草おひたし、茄子とネギの味噌汁。ご飯(ゆめぴりか)は、糖尿対策でおかわり禁止。

 朝からたいそうな感じの朝食だが、撮影用に見栄えとバランス工夫したりして。朝5時前に起き、夜9時には寝る立男には、3食中で朝が一番大事なのかもしれない。夜は食べなくても…というわけにもいかないんだな。冒頭画像の醤油は、旭川駅から歩いて10分ほどのところにある創業70年の醤油醸造店の丸大豆醤油。この瓶のカーブがなんとも楽しい。味噌も東旭川の平田味噌。芋は名寄、米や菜っ葉も道内産。可能な限り地産地消。そうしなければ自らの生活基盤は危うい。TPP絶対反対も、中国産うなぎ食べないのも、命根性と金の問題だけでない。規制緩和と自由選択の言葉に騙され、生きる根幹の教育と食べ物をマネーゲームの道具にされて口答えの一つできない国民に明日は無い、と自己本位の規制緩和で芋食べ過ぎの立男であった。

 

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