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だから買わない(続き)

(昨日から続く)波風氏は自分の金銭感覚を若い時から全く信用していない。三桁万円なら震えながらも息を吸ったり吐いたりできるが四桁万円なら絶句し卒倒するだろう、五桁なら間違いなく心臓止まる(涙)子どもたちにプレゼントするとしても、この大金心臓停止体質感覚は遺伝しているはず、親として人生破滅の贈り物はできない。

 

絶対に当たらないなら買う(笑)しかし買ったら当たらないのに悪夢を見る(涙)。当たって一番恐ろしいのは、家族も親戚も知人も全ての人を疑って暮らす羽目に陥りかねないこと。何より自分を信じられなくなる。これまで積み上げてきた金は無くても心は錦は砕け散り、「俺はこんな下らない人間だったのか」と「いいもんいいもん、たいていの幸せは金で買えるはず」のどっちにしても哀れな末路を選択することになる。だから買わない(キッパリ)。波風氏はとてもお目出度いから、「もしかしてもしかして」を捨てられないのだ。一度、かすりそうになったし。そもそもここまで何とか生きられたのも、抜群の運と偶然のはずでそれが未だ残っているかもしれないし。

 

オオタニさんって本当に凄い、と思う。あの契約金もらうことになっても、ご飯食べてぐっすり寝て犬と遊べるんだよ。オオタニさんって、宝くじ買ったことないだろうなあ。

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