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センス&こだわり

「センス」は、強制や堅苦しさがなく、発揮される経過も意味がある、みたいなことを図書館で手にした雑誌の特集にあった。以前、波風氏の表現に良い意味での「こだわり」を感じると言われ、深い意味でなく「こだわりでなくセンスと言って欲しい(笑)」と応えたことがあった。「こだわり」は、意味からも頑なで融通性がなく頑固なイメージ。

 

「センス」は外側に開かれ、「こだわり」は閉じている感じを持っていたのだ。そして、センスは軽々で、こだわりは不気味に重いイメージも。こだわりが褒め言葉と承知しても。ぼんやり感じたことが何かの拍子に像を結び、そういうことだったのかと一人喜ぶのも読書の面白さだ。

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