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あの頃 若かった

久しぶりに夢を見た。ボロボロなオープンカーに乗って喜んでいたら鬱蒼とした山道で故障して途方に暮れている。これは夢だな、と思っているから焦りも不安も持たなかったが、どうしてこんな夢を見たのかなあ。起きてから、意識していない欲望がまだあるのかなあ、まだ若いのかもなあなんて思った。車に興味はないからなあ。どうせ夢なんだから立派なオープンカーに乗せて欲しかったなあ。

 

物置の奥にある赤い大きな橇で屋根から落ちた雪を近くの空き地に10回ぐらい、一冬にそれを何度も運んだことですね、とママヨさん。「今は出来ない若い時の思い出は何?」と聞いた回答。波風氏は、ママヨさんと歩いている時に、雪の歩道に倒れて死んだ真似をした50歳ぐらいのこと。最初だけ、「どうしたの!」と驚いてくれたが2回目からは無視してさっさと先に行かれた。今これをやると、本気で叩かれるか、周りの人が救急車呼ぶ騒ぎになるので冗談にならない。あの頃、若かったなあ。

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