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お彼岸 すき焼き

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彼岸の入りから3日連続、ママヨさんと小一時間ほど歩き「がんばった気がする」ということで、ご褒美に『すき焼き』。久しぶりの当地ブランド牛。野菜もいっぱい食べた。手作りの割り下が甘過ぎず丸。

肉より魚の波風氏、肉食べたいとはめったに言わない。餃子、叉焼、ハンバーグだとか、肉を意識して時々食べるようにしている。ママヨさんは元々肉が好きだが、若い時より減っている。そんな暮らしで、すき焼きは別格のご馳走。

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六花亭でいただいた『サイロ』(2019.3月 №710)開く。大学時代に先輩から初めて見せて貰った子どもの詩集。帯広発だが今や全道・全国に知られている。店頭に実にさりげなく置いてある風情も教育的。店の宣伝誌と違う。半世紀前、小学校で教えていた時代、ガリ版刷りの文集作ったことを思い出す。
『サイロ』は昭和35年から発行され、六花亭創業者が、口出さず資金全面応援し今に続く。凄い。功成り遂げた人が「その町の○○の程度はその町の●●でわかる」という言い方はどこかで聞いた気がするが、「その町の文化の程度はその町のお菓子でわかる」という言葉に立ち止まる。

今年の春に教師になる十勝出身の子が、教員になるよりも六花亭で働きたいと高校3年生まで思っていたと言っていた。今でも働きたい、という感じだった。そんなふうに選ぶお菓子屋さんなんだなあ。

http://booklog.jp/users/namikazetateo