ママヨさんが髪を染めるのをやめた。理容院も早く終わるし、根本から白髪が伸びるのを気にすることも無く、何よりお金がかからないと喜んでいる。「自分で自分の頭が見えないから気楽」なんて笑ってる。染めていたのは、息子から「黒い方が良い」と言われていたからだ。
車を一台にする時は、きっぱりと、年金生活の我が家に２台は必要無い。そんなこともお前はわからないのか、と言った。「そんなことも～」の下りは声には出さず、余韻で表現した(笑）。髪の有り様は人権に関わることだから、意見はあったが黙っていた。波風氏とママヨさんは前から『年相応』で一致し、「アンチエイジング」の言葉は馬鹿じゃないかと思っていた。
アリノママヨのアリノママの頭は面白い。白黒まだら模様が粋だ(笑)。左右の鬢と前髪の真ん中、頭のてっぺんの白さが絶妙な配置。髪の様変わりが、今まで着られなかった服、少し派手な服が似合う気がする。
病気と違う老化現象の観察も、老後の密かな楽しみかもしれない。
